1. HOME
  2. Magazine
  3. HOW TO / 作品制作のヒント
  4. ステップアップのヒントに!フォトコンPPC vol.106「もうちょっとで入選!」審査員の講評
HOW TO / 作品制作のヒント

ステップアップのヒントに!フォトコンPPC vol.106「もうちょっとで入選!」審査員の講評


自由/オンライン「瀬戸大橋」求磨川貞喜(岡山県・64歳)

準備運動をしているところでしょうか。とてもユニークなポーズですね。ダイビングスーツが派手で、シンプルな背景に効いています。さらに、瀬戸大橋の立派な橋も見ごたえがありました。とてもいい瞬間をとらえられたと思います。次回の写真も楽しみにしています。
 

自由「galaxy」奥村幸夫(福岡県・64歳)

残業で最後のひとりになって、部屋の電気を消した時の写真とのこと。窓ガラスの雨粒がきれいなことに気づき、撮影された1枚とのことです。仕事終わりのなんでもない風景に美を見出し、「銀河」と名付けた感性が素晴らしいなと思いました。
 

自由「奇祭」伊藤幸助(三重県・67歳)

派手なメイクの男性たちが火祭りを行っている、まさに「奇祭」ですね。こんな祭りがあるんだと、知らない世界を見せてもらえました。面白いシーンではありますが、もっとどこかに絞って切りとれたら、上位にあがったのではないかと思います。
 

自由 「サクラ」奥絵里香

墨絵のようにとらえた桜の写真です。余白を大胆に使っているところに作者の意思を感じ、構成力のある写真だなと思いました。画面下にうっすらと見える柵の様な縦線が少し残念で、なければもっと緊張感のある写真になったと思います。満開の花びらだけじゃないところもよかったです。
 

自由/オンライン 「後ろ姿」今村修(埼玉県・68歳)

日が傾く頃、買い物車を押しながらゆっくりと光の中を歩いている白い帽子のおばあさんの後ろ姿が印象的で、浅い被写界深度で浮かび上がらせて撮ったとのこと。おばあさんの人生に思いを馳せてしまうような写真です。メインの被写体がシンプルなので、もう少しだけ光と影のコントラストをつけたり、背景が見えてもよかったかもしれません。
 


STORY TELLER / 写真家達の物語 vol.37

フォトディレクターの推し写真集

まちスナ日和