“あの人がいたから、ここで頑張ろうと思えた”
テラウチマサトがはじめて語る“師”とは


テラウチマサトの写真の教科書vol.20。
今回は“師”について語ります。今まで一度も、師と仰ぐ人物について語ったことがないというテラウチ。写真が抜群に上手く、若い頃からずっと憧れ、惹かれてきたその存在とは?

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僕にとっての“師”

今まで、師について語ったことは一度もない。師について語ることは、どこか初恋の人の名前を言うような感じがする。遠くから見ていて憧れていただけだから、言ってしまって迷惑はかからないだろうかと気がかりなものだ。

だから、この記事を読む人には申し訳ないけれど、僕が師と仰ぐ人の名前は明言しないことにする。

僕は彼を心から尊敬している。写真の技術も生き方も。一面しか見ていないかもしれないが、写真集をすべて持っているくらい、その方の写真が好きだ。嬉しいことに、撮影やインタビューをさせてもらったこともある。

彼は、今も昔も写真業界の誰もが知っているスーパースター。お話を聞いた時には既に写真家の中で相当な位置にいたと思うけれど、「永遠に続いてきた写真の潮流の中で、有名な写真家が連綿と座ってきた椅子の端っこにでも座れるようになりたい」と言われていたのを鮮明に覚えている。その姿はとても眩しいものだった。

その方の写真は抜群に上手い。それは---------
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