写真の見方がわかる、撮るスタイルが身につく テラウチマサト新講座・生徒募集中! 


©Terauchi Masato

この4月より、「PHaT PHOTO」写真教室では、
校長である写真家テラウチマサトが考案した新カリキュラムを使用する、
「写真の見方がわかる、撮るスタイルが身につく講座 ―初級―」がスタート!

通常のビギナークラスのように
「絞り効果と露出」など基本的なテクニックも学びますが、
同時に、名作写真集や著名な写真家の「撮り方のスタイル」を学ぶことで、
自分自身のスタイルが身に付き、写真の見方もわかるようになるという、
画期的な講座です。

本講座は、写真家テラウチマサトを含めた3名の講師が担当。

今回は、その講師のひとりであり、
写真&写真集のコレクターでもある「PHaT PHOTO」写真教室の鈴木雄二先生にインタビュー!

ご自身について、そして講座の魅力について、語っていただきました。

写真の上達に必要な
撮る力と読む力の両輪が学べる新カリキュラム

――雄二先生は写真や写真集のコレクターとしても有名で、たくさんの写真家をご存知ですね。ちなみに、どれくらいの写真や写真集をお持ちなんですか?

鈴木 写真集は、おそらく、600〜700冊くらいだと思います。日々増えるので最近は数を数えるのもやめてしまいました(笑)。

写真家のオリジナルプリントもときどき買っていて、50枚くらい所有してます。

プリントは購入した時期を振り返ると自分の好みの変遷もわかりとても面白いですし、そのプリントを部屋に飾ると当時の自分の大切にしていた価値観や物の見方に気づけるのが面白いですね。

さらに、クリスマスの時期に、たとえば今城純さんのクリスマスの写真作品を飾ったりもできます。

今の部屋をこんな空気で満たしたいということが手軽に楽しめるのでとてもオススメです。

――いちばんのお気に入り、もしくは、貴重な本や作品は?

鈴木 ジャンルー・シーフの写真集『JEANLOUP SIEFF 1950-1990 TIME WILL PASS LIKE RAIN』です。

まだ、写真集を買うということが自分にとってまだ敷居が高かった頃に、どうしてもシーフの写真集が見たくて、155ドルを払うかどうかドキドキし迷いながら買った記憶があります。

ここ5年くらいでのお気に入りは、横田大輔さんの『site/cloud』『VERTIGO』です。

美しいとか決定的瞬間とか、ドキュメンタリーとは違った、まったくそうではない新しい価値観を提示しているアプローチがとても気に入っています。

現代アートの作家によくみられますが、既存の価値を拡張 or 新しく提示しているスタイルが当時とても新鮮でした。

――先生は写真家でもありますが、作品や写真集から、「撮り方」や「写真の見方」について学ぶこともありますか?

鈴木 先ほどのジャンルー・シーフからはレンズの微妙な癖の使い方だったり、ライティングやプリントの焼き込み方などもとても勉強になります。

写真の見方については、一見しただけでは理解しにくい写真的言語というか写真特有なコミュニケーション作法を学ぶことによって、より写真や作品を楽しめるようになります。

――今回の新カリキュラムでは、撮影技術はもちろん、名作写真集を紹介してもらえる回もあるんですよね?

鈴木 はい。基本的にはビギナー向けの撮影方法を元にカリキュラムを構成していますが、

ただカメラの機能は理解したとしても、その機能をどのように作品に利用したり、どのように応用するところまで繋がらない人が多いように思います。

だから、名作から知恵をお借りし、名作の読み方を噛み砕いて伝えることによって、学んでもらいたいと考えてます。

――どんな写真集から、どんなことが学べるのか、例を教えてもらえますか?

鈴木 たとえば、ゲイリー・ウィノグランドからは広角レンズの使い方を学んだりしますが、単に広角レンズ特有の視覚効果をねらうだけではないことが学べます。

また、1970年代のニューカラーと呼ばれている世代の写真家からは絞りについて学びますが、

彼らが世界をどう捉えてきたかということを学ぶと、どうしてこの絞りにしたのかという理由などが納得して理解できるようになります。

――この新カリキュラムのいちばんのポイントを教えてください!

鈴木 間違いなく「写真が上達」します。

カメラの知識を学ぶことによって、撮影時のミスは減るかもしれません。でも、それだけで上達することはなかなかできないと感じている人もいるのではないでしょうか?

また、写真集などの知識だけでも、どのようにカメラを使いこなせばよいか、どのように光を読めば、写真集に出てくるような写真が撮れるのか、その方法にたどり着くことは難しいです。

やっぱり、その両輪が必要で、今回はその両方を身につけるためのカリキュラムとなっています。

撮影知識と撮影実践、さらに写真を読み解いて学ぶという内容です。

――どんな人に受講してもらいたいですか?

鈴木 「袋小路に入っている人に効果は絶大」とテラウチは自負してまして、もう1歩何かのきっかけを欲している人にぜひ来て欲しいです。

ただ、そのような人だけではなく、カメラの使い方は初級から行いますので、写真初心者でも大丈夫ですし、
新しい物の見方を知る喜びを欲しているような人にもぜひ来て貰いたいです。お待ちしております!

新カリキュラムを作成した「PHaT PHOTO」写真教室 校長のテラウチマサトよりひと言!

昨年から新カリキュラムをビギナークラスの3クラスで行ってきました。生徒の理解度を考えながら、1回で教えていた内容を2回に変更したり、2度の撮影実習の会も含みました。受講した生徒からも「良かった!」の声を貰っています。「ランドセル効果」や「西洋庭園型構図から日本庭園型構図へ」、あるいは「マジックシャッタースピード」という、以前から教えていた「PHaT PHOTO」写真教室のオリジナルな言葉を用いたレッスンに作家性を取り入れ、受講者に喜んで貰える成長出来るカリキュラムになっていると思います。今回は2人の講師。万全の体制でみなさんをお迎えします。

テラウチマサト先生

鈴木雄二先生