大和田良の最新作『叢本草』『 LIVE HOUSE, TOKYO』の写真展がBギャラリーで開催


「Wine collection」や「Banknote」、「BONSAI」など、よく見慣れたモノの新しい見方や価値を、独自の撮影手法で写し取り、示し続けてきた大和田良。

今回新作となる2つのシリーズを展示する作品展が、新宿のBギャラリーにて2部にわたって開催される。

2018年9月1日(土) ~ 9月12日(水)に開催されるのは、広島にある植物屋<叢(くさむら)>の植物を2017年に湿板写真で撮影したシリーズ「叢本草」。古典技法の湿板写真で撮影されており、複製できない1点もののプリントが展示される。

また、続く9月14日(金)~9月24日(祝・月)には、2014年〜2016年にかけて関東近郊のライブハウスを撮影したシリーズ「LIVE HOUSE, TOKYO」を展示。大和田が90年代〜00年代の青春時代に親しんだ歴史に名を残すライブハウスから、新しく登場してきたライブハウスまでを6×6のモノクロフィルムで記録した。

また、自費出版レーベルkesa publishingをBギャラリーディレクターの藤木洋介、デザイナーの吉田ナオヤと共に立ち上げ、同展覧会のシリーズをまとめた写真集も発表する。

「本展では、コロジオン湿板法による植物群のシリーズと、主に東京とその近郊で撮影したライブハウスのシリーズを展開します。共に写真に宿る気配や残像というものに強く関心を抱きながら写真制作を行った時期の作品であり、私が持つ「記録」や「ドキュメンタリー」といった要素の観念とも照らし合わせながら撮影を進めたものになります。また、展示に合わせて、それぞれの写真集を同時に発表します。「展示」と「写真集」という二つの方法での作品展開について、是非展覧会場で手に取って比較しながら楽しんで頂ければと思います」 ―大和田良(BギャラリーWebサイトより)

大和田良の新しい展開に注目したい。

「叢本草」 9月1日(土) ~ 9月12日(水)
「LIVE HOUSE, TOKYO」 9月14日(金)~9月24日(祝・月)
会場:Bギャラリー (東京都新宿区新宿3-32-6 B1F – 5F)
営業時間:11:00-20:00(1F-5F)不定休
電話: 03-5368-7300

トークイベント
アーティスト・トーク Vol.1
日時:8月31日(金)17:00〜18:00
ゲスト:吉田ナオヤ(HIBA/デザイナー)

アーティスト・トーク Vol.2
日時:9月1日(土)17:00〜18:30
ゲスト:小田康平(叢/店主)

アーティスト・トーク Vol.3
日時:9月6日(木) 18:30〜19:30
ゲスト:丸若裕俊(丸若屋 代表)

いずれも定員予約制: 先着30名様(着席)
※予約はBギャラリーまで(Tel:03-5368-7309)

大和田良(おおわだ・りょう) / 写真家
1978年宮城県仙台市生まれ。東京工芸大学大学院芸術学研究科メディアアート専攻修了。2005年、スイス・エリゼ美術館 「reGeneration.50 Photographers of Tomorrow」展に選出され以降、国内外で作品を発表。2007年、初の写真集『prism』を青幻舎より刊行。フォトエッセイ集「ノーツ オン フォトグラフィー」(リブロアルテ)、写真集『FORM』(深水社)など著書多数。2011年、日本写真協会賞新人賞受賞。 www.ryoohwada.com