おすすめメーカーのフォトブックを比較できる展覧会「MEKURU 2019」主催のメモアル徳本雅美さんインタビュー


旅行や家族写真、作品、プレゼント用…と、写真をフォトブックにまとめたいけど、どのメーカーが自分の理想に近いのかわからない。

デザインや画質、紙質に値段。全サンプルを手に取って比べられたらいいのに…。

そんな風に悩んでいる皆さんにおすすめしたいのが、フォトブック展「MEKURU 2019」。

2019年7月20日(土)~21日(日)東京都足立区にあるシアター 1010(北千住マルイ11階)にて開催されます。主催は、フォトブック教室メモアルの徳本雅美さん。

フォトブック教室メモアルの徳本雅美さん

 

いままでに200冊もフォトブックをつくり、好きが高じてイベントを立ち上げてしまった!というフォトブックの伝道師・徳本さんに、フォトブックの魅力や、本展覧会の見どころについてインタビューしました。

――徳本さんが今までにつくったフォトブックの中で、特に思い出深い1冊はありますか?

徳本 13年前に初めてつくったフォトブックです。友人と行ったアメリカ旅行の写真でつくったのですが、デジカメ2台、フィルムカメラ2台で撮った写真を全て集めて1冊にしました。それを一緒に行った友人にプレゼントしたのですが、箱から出した瞬間、友人がびっくりして椅子から転げ落ちました(笑)。

自分たちが撮った写真が本屋さんで売っているような写真集になっていることや、そして自分もそこに登場しているのですから。200冊つくった今でもそのフォトブックのでき映えを超えるものはありません。

今思えば、私がフォトブックにハマったのは、つくることの楽しさもありますが、こうして身近な人を驚かせたり、大切な人を感動させたりすることができるからなのかなと思います。

――フォトブックの最大の魅力は何だと思いますか?

徳本 写真が下手な(素人な)私でも、写真のセレクトや配置を工夫するだけでストーリーのある1冊の写真集がつくれるところです。

最近では写真を自動でセレクトしてストーリーのあるレイアウトをしてくれる便利なサービスも出てきています。1枚写真では表現できないことが、フォトブックでは実現できるのが魅力です。

――「MEKURU 2019」展の会場にはさまざまなブランドのフォトブックが並ぶとのことですが、選び方を教えてください!

徳本 まずは会場のセンターギャラリーにある「家族」「旅行」「ペット」「結婚」「風景」「趣味」、6つのテーマに分かれたブースの中から、気になるテーマのブースへ行ってみてください。

会場のイメージ図

そこでさまざまな作品を眺めながら、ページをめくりながら、紙質、画質、サイズ感などを実際に手に取って確かめることができます。気になるフォトブックが見つかったら、フォトブックに添付されている「作品カード」に書かれているメーカーブースへGO! さらに詳しくそのフォトブックの種類やつくり方などを知ることができます。

昨年開催された、展覧会「MEKURU 2018」の様子

ネット注文が中心のフォトブック。実物の質感や感触など「あ、これ好きかも」という直感で選ぶことができるのが「MEKURU」展の魅力でもあります。

――実物を手に取って比べられる機会はあまりないので、それは嬉しいですね! 徳本さんがこのイベントを開催しようと思ったきっかけは何ですか?

徳本 当初「フォトブック」は個人や身内で楽しむといった「アルバム要素」が強くプライバシーの関係で作品がSNSなどにアップされることはほとんどありませんでした。ということは「仲間」もなかなか探せないのです。

そこで、フォトブック好きが気軽に集まってオフラインで楽しめる小さなリアルイベント「フォトブックcafe」を開催してみることにしました。

リアルなイベントをやれば「仲間」が見つかると思ったからです。

実際にイベントを重ねることでたくさんの仲間に出会うことができ、今回の「MEKURU」展もフォトブックを広めたい!と思ってくれる有志のボランティアスタッフと一緒に準備を進めています。

孤独なフォトブックつくりをしている人は全国にたくさんいると思います(私もそうでした)。そういった人にたくさん出会うためには、身内だけの小さなイベントだけではなく、企業も巻き込んだイベントにしなければと思いました。

――「MEKURU 2019」展の準備中でご苦労も多いと思いますが、大変なところ、やりがいはどんなところにありますか?

徳本 もともとはライバル同士のフォトブックメーカーさん。初開催の時の出展社説明会はなかなかのピリピリムードでした(笑)。

ですが、イベントの準備などをしていくうちにフォトブック業界全体を盛り上げよう!という企画趣旨を理解してくださり、ライバル同士の企業さんが「MEKURU」を起点にしてイベントを一緒につくり上げてくれました。

昨年開催された、展覧会「MEKURU 2018」の様子

私ひとりでは力が及ばないことは企業さんも重々承知。みんなでフォトブック文化浸透と発展のため!という目標に向かって一致団結しています。

イベントに訪れる方にもその雰囲気が伝わっているようで、大きな会場で行われるフォトイベントと違って、ユーザーと企業さんの距離が近くアットホームな雰囲気になったのがとても嬉しかったです。

――「MEKURU 2019」展のいちばんの見どころは何でしょうか?

徳本 自分に合った写真の残し方に出会っていただくことです。会場には、さまざまな写真の残し方に精通した「フォトブックアドバイザー」がいますので、気軽に相談していただければその人その人に合った写真の残し方をご案内します。

もちろん、私もアドバイザーのひとりとして当日は会場でみなさまをご案内させていただきます。

――フォトブックを軸に、インスタグラマーとのコラボや、文具好きのためのセミナー、無料撮影会など、楽しそうな企画がいっぱいです。特におすすめのイベントはありますか?

徳本 さまざまな業界の人気講師による無料セミナーです。

昨年開催された、展覧会「MEKURU 2018」の様子

家族写真専門のフォトグラファーさんからこども写真の撮り方のコツを聞けたり、ちょうど開催日の7月20日(土)に会場近くで大きな花火大会があるのですが、そこですぐに使える花火の撮り方セミナーだったりと必聴です。

「PHaT PHOTO」写真教室の先生にもご協力いただいています^^。

もちろん、撮り方だけではなく、プロの方の写真の残し方もお話して頂く予定です。

イベントをチェック

――フォトブックコンテストも開催していますよね!

徳本 はい。フォトコンテストって世の中にた〜くさんありますよね。

だったらもっと「フォト“ブック”コンテスト」があってもいいじゃない!という軽い考えで「MEKURU 2019」展に展示される作品は各フォトブックメーカーが開催したコンテストの優秀作品とする、という企画にしました。

しかも出展メーカー8社による同時開催のフォトブックコンテスト。

――8社とは、にぎやかでいいですね!

徳本 でも、軽い考えはのちのち自分の首を締めることに…。

写真データ1つあれば、SNSやメール、LINEなどで簡単に誰でも応募ができるフォトコンテストとは違い、フォトブックは「複数枚の写真」「ページを作りあげる」という応募する側にハードルの高さがありました。

でもふたを空けてみればたくさんのご応募があり、それはそれで選考に苦労するという嬉しい悩みも。6/20まで各メーカーサイトで開催中ですので、ぜひ応募してみてください!

 

写真を撮るのは好きだけど、撮ったままの方、最近写真を見返していない方、スマホの中が写真データでいっぱいの方、プリント写真の整理にお悩みの方…。写真が撮りたくなる季節、ぜひ、フォトブックづくりの参考に、足を運んでみては?

第2回フォトブック展「MEKURU 2019」
日時: 2019年7月20日(土)~21日(日)
時間:10:00~18:00(最終日17:00)
会場:シアター1010(北千住マルイ11階)
入場料:無料
協賛:株式会社アスカネット/Our Photo株式会社/キヤノンマーケティングジャパン株式会社/株式会社ケーブリント/ しまうまプリントシステム株式会社/一般社団法人写真整理協会/株式会社ジャストシステム/ シンプレスジャパン株式会社/ダンクセキ株式会社/株式会社トーコロ/ナカバヤシ株式会社/株式会社ひけしや/ 富士フイルムイメージングシステムズ株式会社/株式会社ポーラスタァ/株式会社ラボネットワーク
賛助団体:日本フォトイメージング協会
http://photobook-ten.jp

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