自らの写真についてより深く知るための、ステートメント添削講座|講師:大和田良(写真家)



皆さんはステートメントという言葉を聞いたことがありますか?
ステートメントとは、自分の作品の「説明書」

個展会場や写真集などで文章が添えられているのを、
読んだことがある方も多いのではないでしょうか。

また、すでに個展やグループ展を開催したことがあったり、
コンテスト応募時に必要にかられて、
見よう見まねで書いてみたという方もいらっしゃるかもしれません。

何を書いたらいいかわからず、思いついたことをつらつらと書き連ねて、
自分にしかわからないポエムのような文章になってしまったという話もよく聞きます。

ステートメントを書くことは、観る人へ作品について説明するためだけではなく、
自分の作品について深く知ることができる有効な手段ですが、
なかには文章を書くのが苦手、という方もいらっしゃるでしょう。

そこで、本講座では、14の質問に答えていただくアンケートをもとに、
講師の大和田良さんがアドバイスや添削をしながら、
全5回を通してステートメントを完成させていく講座を開催します。
自分にしかわからない文章にならないために、客観的なアドバイスをお伝えしながら講座を進めていきます。

個別相談の機会もあるため、
はじめてステートメントを書くという方から、
すでに個展やグループ展、コンテスト応募などで書いたことがあるという方にもおすすめの講座になります。

こんな人におすすめ!
☑撮っている写真を作品にまとめてみたい
☑そもそもステートメントって必要なの?と思っている
☑自分の写真について客観的に知りたい
☑いつか個展や写真集で作品を発表してみたい
☑ステートメントを書いたことがあるが、うまく書けているかわからない

講師の大和田良さんは、写真家として作品のステートメントを書く機会があるだけでなく、
大学や専門学校、ワークショップなどで指導されたり、
多数の書籍の執筆をされたりもしています。さらに出版社で編集者として働いていた経歴もあり、
写真のみならず、言葉についてのプロフェッショナルでもあります。

この講座を通して、文章に対する苦手意識を克服し、あなたの「作品」をまとめてみませんか?

講師からのメッセージ

 ステートメントを書くことに抵抗がある。あるいは、苦手、という方に相談を受けることは多くあります。そもそも言葉で表せないようなことを写真によって表現しているのだから、わざわざ言葉で説明するなんて意味がないとお考えになる方もいらっしゃいますね。

細かい話は講座でお伝えするとして、結論から言えばステートメントを書くこと、考えることは決して無駄にはなりません。むしろ、自分のためにも作品のためにも必要なことです。

展示の際、ステートメントを実際に掲示するかどうかは別にして、ステートメントの制作そのものは、自分自身の写真に対する姿勢や表現を少しでも理解し、整理しておくことに非常に役立ちます。

ステートメントについて悩んでいる方の多くは、単に記録や情報としてではなく、表現として、またはただただ「写真」として制作を続けている方が多いでしょうから、言葉が追いつかないのは当たり前だと思います。むしろ、追いついていたら写真をもっと遠くに向かわせる努力をしなければいけないというものです。

この講座では、まずは様々な短いキーワードに従ってみなさんの写真に対する表現や期待、姿勢というものを自ら客観的に分析しつつ、それをひとつの文章にまとめていくことでステートメントを構築していきます。

既に制作した作品のステートメントを考えてみたいという方から、自分の作品についてもっと知りたい、この先どのように写真を撮っていけばよいか迷っているという方には非常に興味深いプロセスになるでしょう。最終的には、ステートメント制作を通して次に向かうべき新たな写真表現の方向性を見つけようとすることが、この講座の大きなテーマとなります。

講師プロフィール

大和田良(おおわだ・りょう) / 写真家
1978年宮城県仙台市生まれ。東京工芸大学大学院芸術学研究科メディアアート専攻修了。2005年、スイス・エリゼ美術館 「reGeneration.50 Photographers of Tomorrow」展に選出され、以降、国内外で作品を発表。2007年、初の写真集『prism』を青幻舎より刊行。フォトエッセイ集「ノーツ オン フォトグラフィー」(リブロアルテ)、写真集『FORM』(深水社)など著書多数。2011年、日本写真協会賞新人賞受賞。 www.ryoohwada.com

こんな内容が学べます!

第1回 ステートメントの役割とは?
7月25日(木)19時半~21時 T.I.P CLASSROOM2
そもそも、ステートメントはなぜ必要なのでしょうか。どのようなステートメントがよいステートメントなのでしょうか。まずは、ステートメントの役割を説明します。また、ステートメントに書くべき内容、書き方、文字数などを解説していきます。本講座の終わりに、ステートメントを書くための14項目のアンケートシートを配布します。アンケートの内容は、撮影している被写体や撮影機材についてなど、簡単なものです。可能な方は、8月20日(火)までに事前提出していただきます。

第2回 ステートメントレビュー1【アンケート】
8月29日(木)19時  or  19時半~21時(※参加人数によって開始時間を決定します。19時に来られない方は個別相談の時間を後半に調整させていただきます) 4F 大教室
記入済みのアンケートと共に作品10枚~20枚をデータもしくはプリントでお持ちいただき、ステートメントを書くための個別のアドバイスを行います。ひとり5分~10分程度となりますが、他の方のアドバイスの中でもさまざまな気付きを得ることができます。アンケートを事前に準備できない方は待ち時間の間に書いていただくことも可能です。アンケートですので、完璧な内容でなくて構いません。

第3回 ステートメントレビュー2【文章】
9月26日(木)19時  or  19時半~21時(※参加人数によって開始時間を決定します。19時に来られない方は個別相談の時間を後半に調整させていただきます) T.I.P CLASSROOM2
前回のアドバイスをもとにステートメントの作成にトライしていただき、可能な方は9月17日(火)までに提出していただきます。当日個別アドバイスをいたします。事前に書く時間のない方は、待ち時間の間に書いていただくことも可能ですし、講師との面談のみでも構いません。本アドバイスを受けた文章の修正を、11月19日(火)までに再提出していただきます。

第4回 「写真とことば」 ーゲストトークー
10月31日(木)19時半~21時 4F 大教室
多くの写真家の作品を見てこられたゲストをお呼びして、大和田先生と共に「写真とことば」をテーマとしたトークを行います。ステートメントのみならず、タイトルやキャプションなどをどう考えるべきか、何名かの写真家による例を挙げながら、紹介していきます。「写真とことば」に関する様々な質問を受け付けます。

第5回 作品発表・講評会
11月28日(木)19時もしくは19時半~21時(※参加人数によって開始時間を決定します。19時に来られない方は個別相談の時間を後半に調整させていただきます) 4F大教室
事前に提出していただいたステートメントを最終添削したものを大和田先生よりお戻しいたします。
作品とステートメントがマッチしているか、作品を説明できているか、より良いステートメントにするための赤入れをして一人一人にお戻しいたします。さらに、ステートメントだけでなく、作品に対するアドバイスもさせていただきます。

定員:12名(第1回の聴講のみ15名まで可/最少催行人数8名)
料金(税込):本講座はクレジットカードのご使用が可能です
■一般
第1回のみ参加:10,000円 ※第1回のみ単発受講が可能です。添削はありません。
連続参加:全5回 35,000円
■「PHaT PHOTO」プレミアム読者
第1回のみ参加:7,000円 ※第1回のみ単発受講が可能です。添削はありません。
連続参加:全5回 32,000円

※プレミアム読者の年間購読料は3,500円ですが、講座料金が約3,000円OFFとなりますので、今回お申込みいただくと大変お得です。プレミアム読者に申し込む

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場所:T.I.P 1F CLASSROOM2 / 4F大教室 < map >
東京都中央区京橋3-6-6 エクスアートビル1F・4F
(東京メトロ銀座線 京橋駅1番出口より徒歩1分/都営浅草線 宝町駅A4番出口より徒歩1分)

備考:本講座の内容の一部は、「PHaT PHOTO」の定期購読者向けの記事として掲載させていただきます。

※開催の5日前からキャンセルチャージ(参加費の100%)が発生します。あらかじめご了承ください。
※通し参加/単発参加ともに、お客様の都合でキャンセルされた場合や多くの授業にご出席いただけなかった場合でも、お手続きいただいた受講料はご返金できませんのでご了承ください。
※講座内容は一部変更になる場合もございます。

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