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テラウチマサト 今週の一言


週に1回お届けしているCMSメールマガジンに掲載中の[ テラウチマサト 今週の一言 ]アーカイブ

テラウチマサト写真展 『日本のふるさと ~富士山と立山~』
2020年1月2日(木)~7日(火)10時~19時(最終日は午後6時まで)
富山大和 5階アートサロン

2019.12.26

種を撒かなきゃ、芽は出ないし花も咲かない、それは当然。普通のことってよくわかる。でも、種も撒かずに花咲く日を待ってることなと無いだろうか?

何もしないで嘆いたり、問題だけを指摘してやった気になったり、そんなことや人が多い世の中。種も撒かずに花が咲く日を待っていても仕方ないです!


2019.11.20

最初から「分からない!」と思って観ることと、分かろうとした結果「分からない!」にいきついたのとでは、同じ「分からない!」だが中身は大きく違う。

現代アートは「分からない!」から始まることが多い。だが分かろうとした結果の「分からない!」にはそのプロセスにおいて得るものがある。不意に受ける怪我と用心していて受ける怪我との差と似ている。


2019.11.06

できない理由を話してくれるより、できる理由を話してくれ。

リコー創業者市村清氏の言葉。出来ない理由を話す人は昔も多かったのだろう。「何故出来ないか?」や「これ何とかしなきゃね」と問題の指摘だけして仕事をしていると思ってる人もいる。自分は賢い人だと思ってるのだろうけど、言われる方は出来てないことじゃなくて出来る方法を教えて欲しいと思ってる。賢いとしてもあまり役にはたってないな。You can do it.I can shou you. が良いな!


2019.10.24

人間の一生はトーナメント戦じゃない。買ったり負けたりを繰り返すリーグ戦だ。人生というのは失うものを増やしていくゲームなんだ。

70歳を迎えた矢沢永吉さんの言葉。この言葉はいつの時のものだろう?チャレンジ精神は変わらず旺盛で、この言葉自体も現場に立ち続けて困難を克服してきた人の言葉だ。安全地帯からアドバイスする様な言葉じゃない。だから深く入ってくる。


2019.8.21

それに意味を持たせる能力を持つ人が重用される時代

そこに意味を持たせる能力とは、つまり「価値創造」ということだ。世の中にはないけれど、自分の頭の中にあるもの。誰も気付いていないけど、それが面白い!とちゃんと頭の中には意味付け出来ているもの。

世の中にないものだから最初は苦労する。何故なら誰も理解出来ないから。amazonやFacebookの始まりもそうだった。でも、それが新しい時代をリードしていくものになる。すぐに理解できるものって類似品があるか、既に他所でも考えられている証拠。

これってアーティストの作品作りと酷似してる。我々の仕事もそれに意味を持たせる仕事だ。何の役にも立たないと考えてた石ころが急に大切なアートになるようなこと。

意味を創出する能力で勝負していきたい。


2019.7.31

「いつまでも探してよ 埃にまみれた愛を」

車の中に徳永英明さんの「LOVE IS ALL」という曲が流れてきた。
その歌詞を聴いていたら上の歌詞に気持ちが引っかかる。

埃にまみれた愛?それはどんな愛だろう?
しかも、いつまでも探してる?
埃にまみれた愛は愛か?
いつまでも探してて意味があるのか?

愛についてはわからないけど、固執するってどこまで必要かと思う。
秀吉の座右の銘は「離」だと本で読んだことがある。離れること。それは、秀吉が晩年、一番出来なかったことだ。だからこそ、意識する必要あるね。


2019.7.17

『レンプラントの作品の前の2週間とならば、生涯の10年を引き換えにしてもいい』―ファン・ゴッホの手紙より

炎の人、情熱の人を表すファン・ゴッホの言葉だ。
だが一方で、こんな言葉が一人歩きしてゴッホの評価はその凄まじい生き方によって語られることが多い。ゴッホを感じるためには絵を観ることだ。絵以外の伝説で作品を解釈するとほんとうのゴッホがわからなくなる。絵が語るその言葉を感じたい。

<h5ゴッホを感じる写真集『フィンセント・ファン・ゴッホ―ほんとうのことは誰も知らない―』


初版完売!写真家・テラウチマサトの新作写真集は、オランダのニューネン、フランスのアルル、プロヴァンス、オーヴェル・シュル・オワーズなど、ゴッホが生きた街を巡り、撮影。ゴッホを知るための、今までになかった写真集です。
ご購入はオンラインショップよりどうぞ。


2019.7.10

旅をしているのか、荷物を運んでいるのか!

歌川広重の浮世絵「東海道五十三次」を見ていると、旅の様子が軽装なことに驚く。
風呂敷一つで旅をしている様子を見ると、日本の文化とは、折り畳む、縮めるといった小さくすることに長けた文化だったと思う。

旅慣れた人は軽装だ。
旅をしているのか荷物を運んでいるのか、荷物に支配されたような旅人を見かけると、勝手だけど可愛そうになる。

カメラだってそう。カメラに支配されてはいけない。


2019.7.3

その人といるときの自分が好き!

人は相手によって発している空気が変わるものだと気づくようになったのはいつの頃だったか?
出版社に入社したての、いまとなってはとうの昔のことだが、上司と一緒にいるときの自分を友達に見られるのが嫌だった。会社員としてふるまっている友人の姿を見るのも不思議だった。

その人と一緒にいるときの「私」を好きでいられるか?
好きでいられる関係なら幸せなこと。


2019.6.26

「私にとっての写真とは、どう語っていいか分からないことを伝えようとする形の無い断片の集まりだと言える。そもそも私がやりたかったこととは、人生と同じくらい不可解な写真を撮ることだった」

ウィリアム・クラインの言葉だが、複雑すぎて良くわからない。訳者に問題があるかもだが、でも何だかカッコいい!
個人の主観的な視点によって切りとられた1シーンが、時代を貫く鋭利な刃物の様に、びしっと小気味よく今を切りとる写真が撮りたい。願望!ありがとう、仕事!!!!!!

▼写真家・テラウチマサトがつくったカリキュラムで写真が学べる▼
PHaT PHOTO写真教室では、「感性の磨き方」をカリキュラム化。 カメラの操作だけではなく、見た人の心を揺さぶるような「いい写真」が撮れる感性を磨く内容になっています。2019年7月より新たにアップデート!PHaT PHOTO写真教室の詳細はこちら


2019.6.19

アートはビジネスではないけれど、ビジネスはアートに似ている

まだ世の中にないけど、自分自身でも良くわかったないものを、少しづつ、少しづつ形にし、表現して形にするのは、これからの時代のビジネスで必要な要素。創造性という点でアートと似ていると私も思う。昔からそうだったかもしれないけれど、芸術の話題を語れないとビジネスの世界でも相手にされない時代が来てる。

▼アートに触れたい、学びたい方におすすめ▼
【 7/8(月)】美術史家が語るゴッホ、写真家が感じたゴッホ 森耕治(美術史家)×テラウチマサトベルギー王立美術館公認解説者であり、東京大学で年に6回公開講座を開催している美術史家の森耕治氏をお迎えします。


2019.6.12

茶道に象徴される空間の美の楽しみ方、そこからの想像性。それを体系化している大いなる強み。

写真講評を海外で行うとき、一番理解して貰えない言葉が「空気感」。
空気感が写真から伝わるなどと言っても、あまりよくわかって貰えないことがあった。茶道とは、空気感そのものの様な気がする。茶室独特の中で行われる所作と約束事。亭主が作り上げる世界観を茶を通して楽しむ場所。
そうした日本人の思考の強みは、その空気感という感覚を言語化して共有出来ている事かもしれない。


2019.6.5

器量というのは自分では見えない、そういうものである

器と言ってもいい。人には器があって、その器の大きさは中々自分では計れない。
器とは自分の中にある喜びと怒りの両極の幅、大きさという言い方もできる。器を大きくするには両極を広げることだ。


2019.5.29

競争相手は、競合他社や目の上のライバルではなく、目まぐるしく変化するお客様のニーズ

お客様のニーズを掴むということに無頓着でいられるのは誰だろう?真の芸術家?時代の先端を行くアーティスト?
やるべき価値があったら変化にも挑戦する勇気が必要な時代。


2019.5.24

旅人は、自分の持っている以上のものは持ち帰れない

自称「平成芭蕉」と名乗られる旅行会社勤務の方から「奥の深い細道」(発行:パブフル)という情報や知識満載の本を頂いた。その本の中で印象に残った言葉が「旅人は、自分の持っている以上のものは持ち帰れない」という上の言葉。意味は、事前の予備知識や観察テーマを持たずに旅に出ても気づきや発見は少ない!ということ。

登山でも高見に登るにしたがって見えていなかったものが見えてくる。情報やテーマを持つことでひとつ上の層に行き、そうなれば、今まで全く見えていなかった新しい未来が見えてくるということだろう。自分を高めていきたいと切に願う。


2019.5.15

ワクワクしたら無敵、楽しくて仕方ないというエネルギー!

免疫学者の奥村康氏(順天堂大学特任教授)によれば、NK細胞の数を上げるには「笑う」、「楽しい」、「嬉しい」、「気持ちいい」といった感情をシェアして、そこに賛同者がたくさん集まる、楽しいから、やりたいから皆んなが参加するコミュニティに属していることが効果的という。
やらなければいけない!という空気でなく、やることが楽しみでならない!というエネルギー。確かにそういうイベントは楽しいし、そういう組織は強い。


2019.5.8

色は私にとっての言葉だから、、、

現代写真の父と言われるアルフレッド・スティグリッツの伴侶ジョージア・オキーフの言葉です。
写真は言葉に頼らない感情表現。言葉に変えると小説1冊分くらい書けそうな感情を込められたりコミュニケーションを起こすものです。そんな中、色や構図は全て感情を伝える言葉ですね。

ジョージア・オキーフの夫であるアルフレッド・スティーグリッツ(1864~1946)は、現代写真の父とも言われますが、アメリカにおけるナダールだと私は捉えています。写真家としてだけでなく「カメラクラブ・オブ・ニューヨーク」の運営や機関誌「カメラノート」、写真分離派「フォトセセッション」の結成、ギャラリー291のオープンと、「PHaT PHOTO写真教室」、「御苗場」、写真雑誌「PHaT PHOTO」、「Have a nice PHOTO!」、「72ギャラリー」などを運営している私たちCMSの活動ととても似たことをしている人です。

MoMAがP.ブリスやロックフェラーやクィン・サリバンという3人の支援者で従来の保守的な美術館に異議を唱えて創設された様に、新しいことにチャレンジしていきたいものだと(そしてそこには困難な壁があるにせよ、時に志し半ばで離脱するものたちがいようと)新たな時代を創っていくことが必要だと、令和という新たな時代の始まりに思い新たにしています!


2019.5.1

成功する会社が持っている事業体としての粘り強さ、筋肉質な社内風土

とある経営者から発せられた言葉。一人ひとりバラバラな組織では生き残っていくのはどんな時代でも難しいだろう。
「粘り強さや筋肉質」とは、一人ひとりの仕事に対する関心度であり、目標を成し遂げようとする意識である。その上に生まれてくるチームワークは本物である。


2019.4.24

困難なことを無理!というのは簡単です

賢そうにそれがなぜ出来ないかを滔々と語られても困ることがある。
また無理と言われて諦めてしまう人が多いのも困ることがある。


2019.4.17

同じ風景を見たり、同じ人物に出会ったとしても何も感じなければ人生は変わらない

この言葉は刺激的だ。第二電電を創り、風力や地熱発電など再生可能なエネルギー事業に挑まれる千本倖生氏の言葉。目の前の何かを感じ取り、新しい知恵に結び付ける力が必要と語る。
写真を撮るとは、この言葉の実践である。千本氏が社会を変えていくというミッションを自らに果たしているように、写真家はこの言葉の実践者として生きることだ。


2019.4.10

このジャンルで何人好きなものや人を挙げられるか?

フィンセント・ファン・ゴッホに関する写真集を制作した。調べていく中で上の言葉をファン・ゴッホにぶつけた記録が残されている。ファン・ゴッホは「ものすごく好きな画家、作品を50人以上連ねた」とある。50人をさっと挙げたというからどれだけ研究していたかが伝わってくる。あなたが関わるジャンルでさっと50の数を挙げられるもの、それがあるか?あれば得意分野だ。

予約開始!テラウチマサト写真集『フィンセント・ファン・ゴッホ―ほんとうのことは誰も知らない―』
先着300冊に特製ポストカード&オリジナル封筒がつきます。撮影の際の“不思議なエピソード”もぜひチェックしてみてください。
▼詳細・ご予約はこちら▼
phat-ext.com/photobook_gogh


2019.4.3

練習は芸術を生む

フィンセント・ファン・ゴッホの言葉である。
たくさんの数の練習、習作、素描に挑んできたファン・ゴッホの言葉だからこそ素直に伝わる。

予約開始!テラウチマサト写真集『フィンセント・ファン・ゴッホ―ほんとうのことは誰も知らない―』
テラウチマサトの写真集が予約開始となりました!先着300冊に特製ポストカード&オリジナル封筒がつきます。撮影の際の“不思議なエピソード”もぜひチェックしてみてください。
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2019.3.27

何か闘いがない、だから場所に力がない

立川志の輔さんの言葉。このように感じるということは正に頑張っている、業界を背負っている人の言葉だ。
キリで穴を開けていくような感じ。やがて穴やキリは熱を帯びていき、開ける穴がおおきくなっていく。そのプロセスで新しいアイデアが湧いてくる。その言葉には嘘でない力がある。


2019.3.20

獣を殺める旅だった

作家、熊谷達也氏の「邂逅の森」は、一つひとつの文章の重み、内容だけでない、文章の味わいがたまらなくいい。こんな書き方があるのかとただひれ伏しながら読み続けていくのみ。

私もこの4月、「フィンセント・ファン・ゴッホ ほんとうのことは誰も知らない」というゴッホの歩いた道を辿る写真集を出す予定。この写真集には、少しまとまった文章も書くのだが、熊谷達也氏のような味のある文章を書きたいと思う。

ゴッホを殺める旅だった

とかの出だしにしたら、衝撃的な文章になるのだろうね。言葉に頼らない写真家として、その言葉をマスターしてみたい。

【近日予約開始】「フィンセント・ファン・ゴッホ ほんとうのことは誰も知らない」!

テラウチマサトの新しい写真集が4月に出版予定です。予約・先着購入の方には特典もご用意していますので、お楽しみに!


2019.3.13

行き詰まりが、行き詰まりを超えていく

岡本太郎氏の「今日の芸術」の中に似た言葉が書かれていて驚いた。「ゆきづまりが、ゆきづまりを超える」だ。
パクった訳ではない。たまたま偶然。岡本太郎氏は、その本の中で芸術と芸道とは、創造と模倣の違いとも書いているが、行き詰まりとは、創造に至る起点だと考える。
アーティストシンキングとはそういう意味なのではなかろうか。


2019.3.8

できない人は言葉で説得し
できる人は行動で説得する

この言葉をどう受け止めるかは人それぞれだけど、やたら説明が上手いけど、ではやってみて!となるとてんで出来ないってイメージが湧いた。
口で言うけど実際出来ない!ってのはありがちだし、困りもの。一方で口で説明できないけど、やって見せられる!という天才型もイメージ出来た。
この言葉はこの後、下記のように続く。

できない人は話したがり
できる人は聞きたがる

できない人はお金を求め
できる人は成長を求める

できない人は過去にこだわり
できる人は未来にこだわる

できない人は不可能と思い
できる人は可能と思う

できない人は他人のせいにして
できる人は自分のせいにする

うっ!てなるくらい反省仕切りである。


2019.2.28

夕方の匂いが苦しくて
夕飯も喉を通らなくってね
絵に描いたようにほら私ほんと
簡単に泣いている

あいみょん「恋をしたから」

言葉ってすごい。音楽はメロディ+歌詞だけど、そんな言い方以上に、すごい歌詞という名の言葉があるね。
写真はメロディや言葉だけど、もっと直接的にはタイトルやステートメントという言葉もある。
あいみょんの歌を聴きながら歌詞を感じていると無性に写真が撮りたくなる。きっと写真を引き立てる言葉、イメージが湧く言葉があるはず。
そんな”言葉と写真の関係”について御苗場会場で写真を見せながら語るから。

3/2(土)開催!テラウチマサトに学ぶ、写真と言葉の関係性

写真と同時に、「言葉の力」も考え続けてきたテラウチさんに、写真と言葉の関係性を学ぶ特別講義を実施します。自分らしい写真の見方と言葉の選び方を見つけるための、ワークショップ形式で実施する実践的講義です。残席わずかですので、お申し込みはお早めに!www.onaeba.com/2019y-event-phototext/


2019.2.21

良い質問は良い答えより重要である

今の時代、質問する力が問われている。
今まで持っている意識領域の質問でなく、今まで言語化出来なかった無意識領域の「問い」。そんな質問からは、思いもしない新しい発見が生まれる。


2019.2.13

君がどう思っているかは重要ではない、相手がどう思っているかだ

毎週一度会社全体でミーティングをする。
その際、社外役員的な役割の方からのアドバイスが上の言葉だった。営業の際のアドバイスで出てきた言葉だった。
言いたいことばかり言ったところで相手には届かない。「できない人は言葉で説得し、できる人は行動で説得する」と言われたこともある。
今日の指摘は「できない人は話したがり、できる人は聞きたがる」にも通じる。コミュニケーションとは本当に難しいものだから、とことん聴き、話し合うこと。その結果に正解が導かれる。


2019.2.6

奇物陳志

俳句をやっている方から「奇物陳志(きぶつちんし)」という言葉を教わった。物に寄せて志を陳述する、という事だ。気持ちを物に託して表現する手法。私たちの主催しているPHaT PHOTO写真教室では「ランドセル効果」という言葉でこの効果を学ぶ

茅乃舎ダシで有名な株式会社久原本家の企業理念は「モノ言わぬモノに言わせる、モノ造り」だったがこちらも奇物陳志の親戚のような言葉。言葉以外のもので表現することを知ると表現領域は広くなり楽しくなるね。


2019.1.23

天才とは1パーセントの閃きと99パーセントの努力というが、努力とはアクションのことだ。

アクションしないで最初からやらない理由や出来ない理由を話す内容にはあまり価値を感じない。失敗は終わりではないことを知ってコツコツアクションを重ねていこう。


2019.1.16

「やり過ごし型」と「建設型」

「なぜぼくが新国立競技場をつくるのか」という素晴らしく読みたくなるタイトルに魅かれて隈研吾さんの本を読んだ。
その中に「みんなが遠慮せずに自由に意見を言えるいい空気さえ作れれば、チーム全体が「やり過ごし型」ではなく「建設型」になっていく」とあった。
「何かそれ違いませんか?」という意見が遠慮せずに出てくると、隈研吾さんは「すごくうれしい」のだそう。やり過ごされるより意見が出る方がよほどいい。


2019.1.9

行く末を左右するのは経営者や社員の意思

意思を意識と変えても良い。要は考え方、気持ちの大切さだ。困難なことを「出来ない」と言い切るのは容易なこと。「無理」と言われて諦めることは簡単だ。そこには何の進歩もないだろう。
それはつまり、自分の経験やその時のレベルで考えている常識や思い込み。目には見えない精神や心の持ち方で世界は大きく変わっていくものだと声を大にして伝えたい。


2019.1.2

もっと大きくなると思って絵を描きなさい。

今のままの状態で考えるのでなく、自らが変化し、世の中も変わっていくと考えて行動することだ。その為には、勇気を持ってなりたい自分について考え、語ることだ。


2018.12.26

我々だからこそ、この場所だからこそ、このタイミングだからこそ!

いま、プレゼンラッシュ!!!全ての企画やプレゼンテーションはこの言葉の上でこそ、提案されなければいけない、と思う。


2018.12.19

Get it done.

千本倖生さんの「あなたは人生をどう歩むか」を勧められ読んだ。年齢にとらわれず日本という国のため奮闘してきて、そしてまた新たに挑戦する姿が書かれていた。その中に下記の一節があった。

「世の中には3種類の人がいる。50%の人は大変な事態の発生を前におよそパニックになり何をすべきか分からなくなる。49%の人は何とか状況を分析し、評価する。しかし残念ながら行動に移す勇気と力がない。残りの1%が、考え抜いた対策を“行動しやり切る”(Get it done)」

千本さんには、KDDIのときやイー・アクセスのときに会ったことがある。ずっと年下の私にも興味を持って質問を投げかけてくれた。Get it done!そんな自分を目指す決意。


2018.12.12

見えないものの中の宝に気づき、大切にしよう。
だって、見えるものはすぐに真似されるから。

宝を掘り当てる!というように、本当に大切なものは隠されている。
目に見えるものはすぐに真似られるから、目には見えない、それを大切にしよう!


2018.12.5

ボクシングを見ている奴はいろいろなことを言うが、リングで戦っている奴を褒めろ

乱暴な口調だが第26代アメリカ大統領セオドア・ルーズベルトの言葉。
危険の及ばない安全地帯からなら何だって言うことは出来る。勝手なことを言うのは楽で気分も良い。だからこそ、戦っているものへのリスペクト、当事者を褒めろ!なんだろう。
当事者意識をもってことに臨む人は、「挑戦者」であり、「リスクを背負える人」であり、「勇敢に立ち向かう人」である


2018.11.28

傍観者ではダメ!

「お客さん意識」や「被害者意識」というのが仕事をしている人にもあるらしい。「お客さん意識」とは、与えられた仕事しかしない人。会社に貢献しようという意識は低く、率先して親身に仕事に取り組まない人。
「被害者意識」を持っている人は、常に仕事はやらされていて、トラブルが起こっても自分の責任を認めない人。なんでこんな仕事しなきゃいけないんだ!って思ったときは被害者意識だそうだ。
マズイ!どんな仕事も当事者になることが肝心。常に当事者であれ。


2018.11.21

リーダーは結果。部下はプロセス。

リーダーはやはり結果が大切。それがリーダーの厳しさを創り出す。
部下はプロセス、それは部下への寛容さとなって部下を育てる。プロセスを評価するには部下をよく見ることだ。見てくれている環境が安心感を生み、その環境の中でリーダーへと育つ。


2018.11.14

「知っている!」と思ったらそれ以上見なくなる。

「知ってる」、「分かってる」は怖いものだ。
「知ってるつもり」も、ときに全然違う意味で理解していることだってある。何かを理解したとき、他の可能性を放棄しているのかもしれない。だから他人の意見に耳を傾けることだ。方法は幾通りもあるのだ。


2018.11.7

暗い暗いと嘆くより、自ら光ってその闇、照らせ

何処か評論家、どこか部外者、どこか他人事。そんな人ばかりの世の中は中心の無い世の中。
たとえ小さい存在だとしても自ら発光する事。光れば、闇は消える。


2018.10.31

恵まれているということは同時に、それに見合う運命を背負うことなのだ。

「アキラとあきら」池井戸潤著より。運命を背負わないで勝手なことを言う人たちもいるけれど、運命を背負うというのは負担でなく心地よい負荷であるはず。


2018.10.24

似ている人もいるけれど、同一の顔って一つもない

ポートレイトを撮っていて、顔って手相と似ている!と感じることがある。
持って生まれたものと、年月の流れの中で形作られてきたもの。その二つの流れの中で、被写体の顔立ちからその人の中にある核心を見つける能力。これが肖像写真家に必要な能力だ。


2018.10.17

質より量

これ間違ってないですか?と聞かれそう。「量より質ですよね」って。
質に至る前にある量。これが大事。量のない質はない。だからシリーズ化するなら先ず量を目指す。


2018.10.10

知識がありゃいいってもんじゃない。その知識を生かす知恵がなきゃ。

「大遺言」永拓実 著より。永六輔さんのお孫さんが、永さんと仲の良かった人に話を聞いて、永六輔さんの残した言葉を集めた本の中で見つけた。
「自分で足を運ぼう。知識だけでなく知識を生かす知恵を身につけよう」ともあった。頭だけじゃダメ。実践しなきゃね。


2018.10.3

「世の中のことは誰かがやるものでなく、みんなでやるもんだ」

出町譲さんが書かれた「清貧と復興 土光敏夫100の言葉」より見つけた言葉。この言葉のような気持ちの人が増えると、その世界は、組織は、コミュニティは、良い方へと進んでいく。確かにそう思う。


2018.9.26

不平、不満の反対は?
答え、出番!!! えっ?!

ある方が話してくれた言葉。
「どこか他人事」なことや「一億総評論家の時代!」「自ら動く人が減った!」というニュースを読んでいたときに教えてもらった言葉。

普通は、不平不満の反対は満足や喜びといった感情だけど、不平や不満に対して、では君はその不平不満解消に「どう取り組んだのか」が必要とのこと。ときに「満足」や「喜び」もしてもらった感がある事から反対言葉は、「出番!」となったのだとか。

経営者たちにはストンと落ちる言葉だと言われた。不平不満はあなたの出番。その通り。文句だけなら子供でも言えるね。You can do it.I can show you.


2018.9.19

「お陰様」と「お互い様」の心

人間は社会的な生き物だという。「仲間でない!」と言われたら、そんな素振りを見せられたら、きっとそれはつまらない毎日になるに違いない。
「お陰様」と「お互い様」という何だかやけに年寄りじみた言葉の様に聞こえる二つの言葉が、一つの社会を構成しているようだ。


2018.9.13

人と人を繋げるものが感情

感情を深める手段に一緒に撮影する!ということがある。
同じものを観て、同じ場所で撮影し、ときに撮りあって、、、それは、ともに喜び、驚き、悲しみ、そんな時間の連続で宝の様な時間になることがある。
言葉にすることが難しいような時間。


2018.9.5

本来の幸せは人間関係の中で得られる幸せ

孤独や孤立感の中で幸せを感じることはないだろう。幸せとは人間関係の中で生まれ出てくるものだ。だからこそ、今我々は写真を使ってコミュニティの再生に取り組んでいる。これまでも我々は人の輪の中で生きてきた。
これからも同じ。だからこそ、その人の輪をこれからも必要とし、その輪の充実を高めていきたい。


2018.8.29

会社って誰?
誰のことだろう?

「会社がこうしてくれたらいいのに?」
という言葉があるとして、その時の会社って誰のことだろう?会社=自分たち!と考える事だ。
今はそんな時代だ。誰かが言ってた一般論やこれまでの常識でなく、自分のマインドセットを常に最新のものにアップデートしていく必要がある。


2018.8.22

イベントの成功は、誰もがしゃべりたくなるネタを創る

それにはまだ誰も知らないことを扱うこと。すでに誰もが気に入ってることや商品を真似るより、誰もがやっていない、新しい世界に誘ってあげたい。
それには、そこに参加する楽しさ、幸せ、利益を伝える。これはつまり伝道。


2018.8.15

色を支配する

色を見つける人、色を生み出す人、写真を撮っていると「色」について敏感になってくる。
森に棲む昼行性のサルは緑色の差異に敏感だという研究がある。森が色を生んでいる。自然の中に多くの学びや気づきがある。「燃えるような赤」、「涼し気な青」など、色には感情が伴う。色を支配出来たら、それはもう有頂天!


2018.8.8

人生を変える選択肢は、毎日、目の前に現れている

天国へと至る「蜘蛛の糸」。そんなある意味チャンスの様なものは、実は気づいていないだけで毎日現れている。
「蜘蛛の糸」の物語は皆が気づいて切れてしまったが、当たり前になってしまって気づかなかったり、忙しさに気づかなかったり、そんなことがあるものだ。
人は変われるものであり、でも、なかなか変わらないものでもある。行動できる人でありたい。

自分の未来に苗を植える場所「御苗場」の申込は8/10(金)まで

2018.8.1

究極は「あの人に会いたい!」とか「あの人の話を聞いてみたい」になること。

価値を感じる対象がモノから人になっていけたら最高だね。いいレストランやお気に入りのギャラリーや好きな本屋さんには、確かにそんな人がいるなぁ。


2018.7.25

こっちの方が楽しい!を実現しているか

「あのお店は何故消耗戦を抜け出せたのか」仲山進也さんの本には、「全く興味を持っていなかったモノなんだけど、その店のその人の話を聞いたことで興味が湧いてきて欲しくなって買ってしまった」とあった。
その気持ち解るなぁ。無い物ねだりやダメな理由を探すのでなく、持っているもので勝負する。
多く売れてるものでなく、他所にはない価値を売る。そんなことをするために知恵をしぼり出す。


2018.7.18

傲慢な人間から仲間は離れ、謙虚な人の周りには協力者が集まる

これは、「たった一人の熱狂」見城徹氏の本の一節だ。
後に、下記の様に続く。
「ビジネスの世界を勝ち抜く本当のしたたかさを持っていれば謙虚にふるまうのは当然だろう」。「君自身の価値を決めるのは君自身ではない、相手だ」とも。さすが編集者。


2018.7.11

他者への想像力

どんな職業の人にとっても、あるいはもっと根源的な、人としてでも、「他者への想像力」は重要なことだ。
「みんなのポートレイト」と題したポートレイトだけの御苗場の様な展覧会を開催中だが、ポートレイトなどは完全に「他者への想像力」で成り立つものでなかろうか。他者への想像力を持てる人は魅力的だと思う。

>> みんなのポートレイト展7/15(日)まで開催中
>> 関西御苗場2018出展者募集中


2018.7.4

訊いて、聞いて、聴く

人は自分が話したいことを気分良く話させてくれた相手を信用するもの。「訊いて、聞いて、聴く」は簡単なようだけど意識しないとなかなか出来ない。
相手をリスペクトしてないとついこちらが出しゃばって話してしまう。自分は10パーセント、相手は90パーセント。相手にたくさん話してもらおう。


2018.6.27

頂いた険のある言葉は、「あの一言があったから頑張れた」と、いつか言えるように心に刻もう

振り返ると、きつかったけどあの言葉があったから頑張れた!とか、あれは神の声だったのかなぁと思える言葉がある。言われたときは屈辱的にさえ思えた言葉も、振り返ると感謝の言葉になるほどのきっかけとなった言葉。有難いものだね。


2018.6.20

成功者にしか見えない解釈がある

日頃から口癖のように、「領域を超えろ、境界を超えろ!」と自分自身に唱えている。
領域内や境界内は自分自身の安全エリア。そこから見える風景は同じ風景で安心出来るけど、ときに、旅をすることで新たな出合いや発見があるように、成功者の見ている風景を垣間見ることも大切だと思う。
むしろ、成功者が見ている風景を見てみたい。領域や境界を超えるとは、自分自身の考えに固執しないということでもある。
思考は自由自在に!そう言い聞かす日々。


2018.6.13

「ストレス解消」という言葉って、便利!

ストレス解消!という言葉は、「自分なりに」や「種まき」という言葉と親戚の様な言葉だと思う。自分なりに頑張ってる、という言葉の怖さ、種まきしてる時、という言葉の怖さに気づいた人が勝っていく!


2018.6.6

きっとここから始まる!

体験型で能動的に変わった写真教室ビギナークラスの”新カリキュラム全12回”を昨日終えた。「座学にも関わらずこんなに早く成長するとは思わなかった」、「写真が上達してびっくりしてます!」と受講生に言われた。嬉しい!励みになる!最初見たときはまだ双葉の様に初々しかった。それがぐんぐん育ち、葉が増えて、大きくなって、蕾まできた!まだまだ伸びていくだろう。ここから始まる!

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2018.5.30

どう見たか、どの様に観えているのか?

「見る」が「観る」になるとそれは「考える」と同義語になるのだと、写真を撮っていると気づくことがあります!写真家はそのシーンを、どの様に観ているかを伝えている。

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2018.4.25

コンテンツがなければ繋がらない

人と人が繋がっていくことはこれからの地域づくりや街づくり、あるいはコミュニティづくりにも必要なことだろう。その時、大切なことは繋がり続けること。それにはコンテンツが必要。それが音楽だったり食だったりお酒だったりするけど、意外に効果があるのが写真だ。写真の関与する領域をどんどん広げていく!


2018.4.11

緑は希望、赤は慈愛、白は信仰

西洋美術史の中で色に意味を込めた時代があった。象徴としての色だ。色はいまもそれぞれのイメージを持つ。燃えるような赤とか涼し気な青といったように。でも象徴としての色はそれとはまた違うシンボルとしての色。それを自分の作品に取り入れないか思案中だ。


2018.3.20

「私」より「私たち」という発言

意見交換の場合に「私」と「私たち」の発言のどちらが多いかで、チームつくりが上手くいっているかどうかが分かる!とある先生から教えてもらった。なるほど!


2018.3.7

「兵士が自分の抱える問題を相談しに来なくなったら、あなたはリーダーとして終わっている。

コリン・パウエル将軍(政治家、退役陸軍大将)
ブッシュ政権の国務長官だったコリン・パウエル氏の言葉。「何も相談に来ない」と苦言をゆう前に自分を顧みることも大切ですね。


2018.2.21

リスクには、負うべきリスク、負えるリスク、負えないリスク、負わないことによるリスクの4種類がある。

ピーター・F・ドラッカー「創造する経営」
1964年に上梓された「Managing for Results」という原題で有名な「創造する経営」。その中でも有名な言葉は「事業の目的は顧客の創造である」というアレ!写真を学ぶ中で、コミュニケーション技術としてもドラッカーから学ぶ点は多いと思っている。上記の言葉の中の、負うべきリスクと追わないことによるリスク、この判断がなかなか難しい。今年は4つのリスクを見極めてやっていく。