PROFILE
フジモリメグミ Megumi Fujimori
1986年東京生まれ。2008年に日本写真芸術専門学校卒業。作家としての活動を始める。2011年にワンダーシード2011入選、またpetit GEISAI #15で準グランプリを受賞。2013年~2019年にかけてTAP Galleryに所属し主に展示やZINEを主体に作品を発表してきた。
2015年より「誰かにとっての日常」を撮影したシリーズ作品として<hera>(新宿大阪ニコンサロン)、<apollon>(写真集、ユカイハンズパブリッシング)、<kairos>(銀座大阪ニコンサロン)として発表。2020年にシリーズ<aroundscape>にて『第4回epSITE Exhibition Award』を受賞している。2021年4月恵比寿に写真家の共同運営ギャラリー・Koma Galleryをオープンした。
オフィシャルサイト
INTERVIEW
aroundscape
長年住んだ場所を離れるとき、
意識しなければ気がつかない小さな変化に気がついた。
いまも変わらずそこにある景色、昔とは変わってしまった景色。
それは人の記憶や、とりとめのない風景を浮かび上がらせてくれる。
都内の住宅地を歩きまわる。
大きく様変わりすることはない僅かな変化に違和感を感じつつ、
今ここにいてここで過ごしているということを見つめていきたい。