Event
御苗場2018 受賞作品&選考理由発表! エプソン賞/ソニー賞/ジャンル賞
風景写真賞 Supported by 星野リゾート 青森屋
優れた風景写真作品に対して送られる賞です。受賞者には、星野リゾート 青森屋より宿泊券(1泊1組2名様)を進呈。
渡邉 遼
「雨雪の見る風景」
《select》御苗場事務局
選考理由 一見、これが自然風景? と思うような、ヴィジュアルのインパクトにまず驚きました。自然風景を追い求めていた作者が、結果、ただ美しいだけではない物語を撮りたいと思い、「雨や雪」からの視点で風景をとらえたとのこと。その作品へと昇華させる試みに挑戦した作者に、賛辞を贈りたいと思います。まだ点数もそれほど多くなくこれからだとは思いますが、自分を信じて続けて行けば、さらなるステップを目指せると思います。自然と向き合うことは条件なども含め大変なことも多いと思いますが、今後も期待しています。
■concept
「雨や雪が降る森の中、
雨雪のひと滴が地上へ舞い降りる時、
きっと、こんな風景を見ているのだろう」
■question
――この作品で伝えたいことを教えてください。
雨雪の滴たちが見ているであろう、美しい風景の物語です。
――この作品を撮影することになったきっかけは何ですか?
あまり行くことの無かった雨の日に撮影していて、ふと「雨からはどんな風景が見えているのかな」と思ったことがきっかけでした。
――作品を作る上で苦労したことはありますか?
自然が相手なので、天気や時間帯のような撮影条件を逃さないことです。特に季節による条件は、撮り逃がすと次が1年後になってしまうので注意しました。
――作品に対する熱い思いを語ってください!
自然風景写真を撮り始めた頃は、美しい風景を探して撮影していました。しかし次第に、ただ美しいだけでない自然風景の中にある物語を撮りたいと思うようになりました。今回の展示では、その物語を表現できたように思います。
渡邉 遼
1992年生まれ、栃木県出身、青森県在住。子供の頃から動物や植物、自然環境に興味をもつ。大学進学で青森県に移住し、奥入瀬渓流や十和田湖の自然の美しさに惹かれたことがきっかけとなり、自然風景の写真を撮影。卒業後も、青森県で撮影を続けている。
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1992年生まれ、栃木県出身、青森県在住。子供の頃から動物や植物、自然環境に興味をもつ。大学進学で青森県に移住し、奥入瀬渓流や十和田湖の自然の美しさに惹かれたことがきっかけとなり、自然風景の写真を撮影。卒業後も、青森県で撮影を続けている。