わずか3000頭!?絶滅危惧の虎を捉えた、山田耕熙写真展『ロイヤルベンガルタイガー -フラジャイルな存在-』が富士フイルムフォトサロンにて開催
動物園でも、その強かな存在感で人気の動物、トラ。
食物連鎖の頂点にいるはずのトラが、実は現在絶滅の危機に直面していることは、広く知られていないのではないでしょうか。
野生のトラの生息数は、世界でわずか3000頭あまり。
密猟や森林開発といった、食物連鎖の外にいる人間の手によって、その姿を消しつつあります。
そんな野生のトラの一種、ロイヤルベンガルタイガーを捉えた、写真家・山田耕熙さんの写真展『ロイヤルベンガルタイガー -フラジャイルな存在-』が、富士フイルムフォトサロン 東京で4月19日(金)~25日(木)まで開催されます。
インドの北西部、野生のトラの保護を目的に制定された、ランタンボール国立公園。
広大な園内をジープに乗車してまわり、自然の中で生きるトラの姿を捉えてきた山田さん。
撮影を通じて、私たちがもつイメージとは違うトラの姿が見えてきたといいます。
強さの象徴であるはずの存在は、一方で、とても儚(はかな)い…フラジャイルな存在であることを感じました。そして、そこには、儚いからこそ一層際立つ、逞しさと美しさがありました。
会場には、厳しい環境の中で、凛と生きるロイヤルベンガルタイガーたちを捉えた約50点の写真を展示。東京を皮切りに大阪・福岡・名古屋・札幌でも巡回を予定しています。東京および大阪会場では本人によるギャラリートークショーも開催。
儚くも、美しい。知られざるロイヤルベンガルタイガーの作品を、ぜひ会場でご覧ください。
山田耕熙
1979年生まれ。東京在住。旅先で綺麗な写真を撮りたいと思い、2012年頃からカメラに興味を持つようになる。ある日、BBC Earthのドキュメンタリー番組に圧倒的な衝撃を受け、地球上には「人間の想像をはるかに超越した世界」があることを知り、実際に極地や僻地に行き、自分自身の目で物事を捉えてくることに意味を感じるようになる。これまでにアラスカ、北極、南極、ガラパゴス諸島、アフリカ等を旅し、様々な生き物達を撮影。中でも、インドのランタンボール国立公園に生息するロイヤルベンガルタイガーの虜となる。厳しい環境をその身一つで立ち向かう生き物達の逞しさ、そして儚く美しい姿、自分が感じたそんな瞬間を、写真を通じて伝えていきたいと思い活動している。
2018年第52回キヤノンフォトコンテスト風景部門ブロンズ賞受賞。
HP:kokiyamada.jp
instagram:koki_yamada_photography
山田耕熙写真展
『ロイヤルベンガルタイガー ―フラジャイルな存在―』
▼富士フイルムフォトサロン 東京
会期:2019年4月19日(金)~4月25日(木)
時間:10時~19時(最終日は16時まで 入館は終了10分前まで)
会場:富士フイルムフォトサロン 東京 スペース2
住所:〒107-0052 東京都港区赤坂9-7-3 フジフイルム スクエア 内
▼富士フイルムフォトサロン 大阪
会期:2019年6月7日(金)~6月13日(木)
時間:10時~19時(最終日は14時まで 入館は終了10分前まで)
住所:〒541-0053 大阪市中央区本町2-5-7 メットライフ本町スクエア(旧 大阪丸紅ビル)1F
<ギャラリートーク>
各日15時~(約30分)
東京会場 4月19日(金)・20日(土)・21日(日)
※ 4月19日 スペシャルゲスト:風景写真家 中西敏貴氏
大阪会場 6月7日(金)・8日(土)・9日(日)
▼富士フイルムフォトサロン 福岡
会期:2019年6月21日(金)~6月26日(水)
時間:10時~18時30分(入館は終了10分前まで)
住所:〒812-0018 福岡市博多区住吉3-1-1 富士フイルム福岡ビル1F
▼富士フイルムフォトサロン 名古屋
会期:2019年7月19日(金)~7月25日(木)
時間:10時~18時(最終日は14時まで 入館は終了10分前まで)
住所:〒460-0008 愛知県名古屋市中区栄1-12-17 富士フイルム名古屋ビル1F
▼富士フイルムフォトサロン 札幌
2020年を予定