東京都写真美術館 初のアジア女性作家グループ展
「愛について アジアン・コンテンポラリー」


チェン・ズ 《蜜蜂 #065-01》〈蜜蜂〉より 2010年 作家蔵 © Chen Zhe

ここが見どころ!
☑東京都写真美術館、初のアジア女性作家によるグループ展
☑最新作や、作家を代表する話題作を一堂に紹介
☑女性の価値観が様々に変容するアジアの“今”を知る
☑世代、キャリアの異なる2人のキュレーターによる企画

アジアの女性アーティスト6名の新作・話題作を展示する「愛について アジアン・コンテンポラリー」展が11月25日(日)まで東京都写真美術館で開催中。

本展は、現代の写真家を数多く紹介してきた東京都写真美術館でも、初めての試みとなるアジアの女性作家によるグループ展。家族、セクシュアリティ、ジェンダーのあり方に焦点をあて、女性の価値観が様々に変容するアジアの“今”を紹介するものである。

キム・インスク《息子と私》〈サイエソ:はざまから〉より 2008年 東京都写真美術館蔵 ©金仁淑

出展作家は、中国、シンガポール、台湾、韓国、在日コリアン、そして日本の女性アーティスト。
異文化との葛藤や調和、アイデンティティをテーマにしたキム・オクソン(韓国)の作品や演出された家族の肖像シリーズを展示するジェラルディン・カン(シンガポール)など。

キム・オクソン《ヒロヨとマイケル 2》〈ハッピー・トゥゲザー〉より 2004年 東京都写真美術館蔵 ©Oksun KIM

ジェラルディン・カン《08:33》 〈ありのまま〉より 2010年 作家蔵 © Geraldine Kang


日本からは、実在する行方不明の少女に扮して撮影したセルフ・ポートレイト作品で、2014年度写真新世紀でグランプリを受賞した須藤絢乃が参加をしている。
須藤絢乃〈幻影 Gespenster〉より 2013年 作家蔵 ©Ayano Sudo/須藤絢乃 Courtesy of MEM,Tokyo

企画は笠原美智子氏(石橋財団ブリヂストン美術館副館長、前・東京都写真美術館事業企画課長)と、山田裕理氏(東京都写真美術館学芸員)。世代もキャリアも異なる2名のキュレーターがそれぞれの価値観を融合させながらつくりあげているところも見どころ。

今まで日本であまり紹介されることのなかった、アジアの女性作家が感じる「愛について」を写真を通して知り、身の周りの人間関係にも、思いを巡らせてみては。
ホウ・ルル・シュウズ 《尚久菊(シャン・ジョウジュー)と陸鐸(ルー・ドゥオ)01》〈高雄眷村三部曲 エピソード1:ここは私たちの出会う場所 (励志新村)〉より 2012年 作家蔵 ©Lulu Shur-Tzy Hou

東京都写真美術館
『愛について アジアン・コンテンポラリー』展
開催中~11月25日(日)
開館時間:10:00~18:00(木・金は20:00まで)※入館は閉館の30分前まで
休館日:毎週月曜日(ただし10月8日(月・祝)は開館、10月9日(火)は休館)
料金:一般 800円/学生 700円/中高生・65歳以上 600円
URL:www.aboutlove.asia

出品作家によるリレートーク
(1)ホウ・ルル・シュウズ×キム・オクソン[ 日時 2018 年10 月4 日(木) 18:00-20:00 ]
(2)チェン・ズ×ジェラルディン・カン[ 日時 2018 年10 月5 日(金) 18:00-20:00 ]
(3)キム・インスク×須藤絢乃[ 日時 2018 年11 月17 日(土) 15:30-17:00 ]
会場:東京都写真美術館1階スタジオ
定員:50 名(整理番号順入場/自由席) 入場無料/要入場整理券
※当日10 時より1 階総合受付にて整理券を配布します
※逐次通訳付き(日本語)
そのほか笠原美智子氏とゲストの対談や担当学芸員によるギャラリートークなども開催

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