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ポートレート好きにお勧めの名作写真集①リチャード・アヴェドン

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ポートレイト撮影は、楽しいけれど難しい。それは撮影技術だけでなく、撮影者のアイディアや人間性が、仕上がりに大きな影響を与えるから。先人たちの有名な撮影エピソードを改めて知れば、「自分はどうする?」そんなワクワクする気づきに出合えるはず!
※PHaT PHOTOvol.92「ポートレイトマイスターに学べ!」号 p.24より抜粋

被写体に潜む感情を引きずり出し、存在感や躍動感を写し出す作品群

リチャード・アヴェドンRichard Avedon(1923~2004)
「PORTRAITS」Farrar Straus&Giroux 1976 年

白バックに黒の縁枠。フラットな光に包まれ、顔や身体をさらけだしている被写体。無駄な情報のない白い空間の中で、大判カメラによって人物の顔の皺、傷、衣服の汚れが鮮明に映し出され、見る者に迫ってくるようだ。

『ヴォーグ』や『ハーパース・バザー』といった名だたるファッション誌の第一線で、1940年代から約50年にわたり活躍し続けたリチャード・アヴェドン。

歴史的、文化的著名人から市井の人々の肖像まで、あらゆる被写体を撮り続けた

彼の写真表現はファッションにとどまらず、歴史的、文化的著名人から、アメリカ西部の市井の人々の肖像まで、あらゆる被写体を撮り続けた。

時に被写体を怒らせながら撮影をしたというアヴェドン。
被写体の奥底に潜む感情を引きずり出し、ほんの一瞬現れるその人の潜在的な魅力や存在感、躍動感を最大限まで写し出す。被写体と本気で対峙し、撮影現場の緊張感さえも画面から伝わってくるアヴェドンのポートレイトは、いまもなお多くの写真家に影響を与え続けている。

ここがすごい!Master’s Episode
「永遠のセックスシンボル」と言われたマリリン・モンローの、“素”のままの表情を撮影したことで有名なのがアヴェドンである。まずはダンスや歌っている様子を数時間撮影。疲れて部屋の隅に座り、放心状態になったマリリン・モンローを撮影しという。マリリン・モンローは、その表情を嫌がらなかったそうだ。( 参考文献:Richard Avedon『OBSERVATIONS』)

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