HOW TO / 作品制作のヒント
作品づくりのワンポイントアドバイス! フォトコンPPC vol.116「あと一息」講評公開!
「光の場所」山本ルナ
公園の中で、木が一か所に集まった不思議な光景です。いい場所を見つけられましたね。黄色や赤の葉が入ることで、どこか絵本の世界に出てくるような木にも見えて、この場所の面白さのアクセントになっています。
「島へ帰る」三木一美(香川県)
高松から女木島へ行く船に乗り込む女性の後ろ姿。光がきれいに差し込み、視線が中央に誘導されました。生活の移動手段としてフェリーを使っているのでしょう。島の人の生活の一端を知ることができる写真でした。
「眠る」岩田麻理(大阪府)
窓際で死んでしまっている蝶がまるで眠っているように見えたとのこと。全体的にモノトーンな景色の中に、鮮やかな黄色い蝶が目を引きますね。儚さを感じさせる美しい1枚です。
「マロンちゃんの散歩」大塚章雄
マロンちゃんという犬を乗せて自転車を漕ぐおじいさん。のどかな風景ですね。いつもこの場所を散歩で通るのでしょうか。ゆっくりと流れていく時間の流れを感じ、犬と男性の穏やかな生活を想像させられました。
「歩く」Kazeo(東京都)
コンクリートに反射する光と影が美しいですね。強い日差しが当たっている部分に、人物の足元の影がくっきりと写っていて、タイトルの「歩く」という印象が強く伝わってきました。
「コスモスの丘」田中裕之(京都府)
空に向かって大きく伸びるコスモスの花。逆光で、薄く透ける花びらが美しいですね。動きのある雲や、太陽の光など、空の表情が豊かな瞬間をうまく捉えられていたのもよかったと思います。
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