「幻の展覧会」の作品も一堂に!東京都庭園美術館「岡上淑子 フォトコラージュ 沈黙の奇蹟」


《幻想》個人蔵

ここが見どころ!
☑フォトコラージュの技法を使った不思議な表現世界
☑米国ヒューストン美術館より、貴重なコレクションが日本に里帰り
☑展示空間や庭園まで楽しめる東京都庭園美術館での展示

画面のなかに浮かび上がる、華やかでありながら不思議な世界。
「フォトコラージュ」によって独特の世界をつくりだすのは、1923年生まれの作家、岡上淑子です。
その岡上の作品が一堂に会する「岡上淑子 フォトコラージュ 沈黙の奇蹟」が、4月7日(日)まで目黒の東京都庭園美術館にて開催されます。

岡上は、1950年代から写真媒体を活用したフォトコラージュ作品によってその比類ない才能を開花させました。
彼女の作品は、戦後連合国軍の置き土産として国内にあったLIFEのような海外のグラフ雑誌や、VOGUEやHarper’s BAZAARといったファッション誌を素材とするもの。戦後復興期の時代を反映した報道写真による背景と、前景に浮かび上がる当時最先端のモードは、鮮やかな対比を描きながら独特の美や世界観を導き出して、私達の心を揺さぶります。

2000年に開催された第一生命ギャラリーにおける彼女の個展は、作家の代表作となるコラージュを一堂に集めた、今となっては「幻の展覧会」となりました。
そして現在、岡上淑子の作品は、国内外でコレクションされています。本展開催にあたり、この度海外で最も多くのコレクションを有するヒューストン美術館より12点の貴重なコラージュが、美術館収蔵後初めて日本へ里帰りします。

《夜間訪問》東京国立近代美術館蔵

《沈黙の奇蹟》東京都写真美術館蔵

作品の他に、作家による詩篇や後に描かれたスケッチ、京都服飾文化研究財団ご所蔵のドレス等で感じられる、唯一無二の岡上淑子の世界を楽しめる本展示。
また展示だけではなく、美術館の建物自体やその内観だけでも素敵な設えなのが東京都庭園美術館の特徴。「庭園美術館」の名の通り、素晴らしい庭を構えた美術館なので、晴れた日にふらりと足を運んでみてはいかがでしょうか。

▼美術館の外観

岡上淑子 フォトコラージュ 沈黙の奇蹟
会期 :2019年1月26日(土)~4月7日(日)
開館時間:10:00~18:00 (入館は閉館の30分前まで)
※3月29日(金)、30日(土)、4月5日(金)、6日(土)は夜20:00まで開館(入館は19:30まで)
休 館 日:第2・第4水曜日(2月13日、27日、3月13日、27日)
会 場:東京都庭園美術館 本館+新館ギャラリー1
入 館 料:
一般=900(720)円
大学生(専修・各種専門学校含)=720(570)円
中・高校生=450(360)円
65歳以上=450(360)円
※()内は前売りおよび20名以上の団体料金。
前 売 券 e+(イープラス)http://eplus.jp
もしくはファミリーマートのファミポート端末よりご購入いただけます
出 品 数 約100点、その他関連資料等(予定)