飯沢耕太郎 Archive

「ネコ写真」の第一人者、岩合光昭がタンザニアに移住してとらえた野生動物の比類なき迫力|飯沢耕太郎が選ぶ時代に残る写真集

「ネコ写真」の第一人者として広く知られる岩合光昭。1982年8月から1年半、東アフリカ、タンザニアのセレンゲティ国立公園に妻と4歳の娘とともに移住して野生動物の写真を撮影した。日本の動物写真が国際的なレベルに達したことを証明する画期的な写真集を紹介する。 Read More

独学で写真を始めた佐内正史29歳のデビュー作『生きている』が出た経緯とは?|飯沢耕太郎が選ぶ時代に残る写真集

佐内正史は1968年、静岡県で生まれた。独学で写真を撮り始め、1995年に第4回キヤノン写真新世紀優秀賞を受賞する。2002年に私家版で刊行した『MAP』で第28回木村伊兵衛写真賞を受賞した。1990年代後半の空気感や張り詰めた自身の感受性が写る、1997年のデビュー作『生きている』をご紹介します。 Read More

ロバート・フランクが再び写真へ向かうきっかけに。突然訪ねてきた日本人と作った写真集とは?|飯沢耕太郎が選ぶ時代に残る写真集

1971年11月のある日、ロバート・フランクのニューヨークのスタジオを、2人の日本人が通訳をともなって訪ねてきた。写真集専門の出版社、邑元舎を立ち上げたばかりの元村和彦と、その友人の幡谷紀夫である。2人の目的は、フランクの新しい写真集を出版する許可を得ることだった。フランクの分岐点となった写真集について紹介する。 Read More

テクニックを駆使した写真で日本を多彩に表現。奈良原一高『ジャパネスク』|飯沢耕太郎が選ぶ「時代に残る写真集」Vol.18

1959年、東松照明、細江英公、川田喜久治らと写真家グループVIVOを結成。以後、日本の写真表現をリードする写真家のひとりとなった奈良原一高。1962~65年までヨーロッパに暮らし、逆に日本人としての物の見方を意識するようになった奈良原の写真集『ジャパネスク』(毎日新聞社、1970年)をご紹介します。 Read More

ニューヨーク近代美術館(MOMA)に初めて展示された写真家の作品。ウォーカー・エヴァンズ『アメリカン・フォトグラフス』|飯沢耕太郎が選ぶ「時代に残る写真集」Vol.17

ウォーカー・エヴァンズ(1903〜1975)はアメリカ・ミズーリ州、セントルイスに生まれた。若い頃はフランス文学に興味を持ち、1926年に渡仏するが、帰国後に写真家の道を歩む。1938年、ニューヨーク近代美術館として初めての写真家の個展『アメリカン・フォトグラフス』を開催した。 Read More

たった3年間で写真集の完成度は変わる。木村伊兵衛写真賞の受賞作家・川内倫子『うたたね』|飯沢耕太郎が選ぶ「時代に残る写真集」Vol.16

3月は木村伊兵衛写真賞が発表となる季節。17年前の2002年に受賞したのは、いま、日本国内のみならず、世界で高い評価を受けている川内倫子だった。その受賞対象作のひとつである写真集『うたたね』(リトルモア)には、実はその原型となった、手製本の『うたたね』があった。 Read More