ライカトリプルカメラ搭載!「HUAWEI Mate 20 Pro」でポートレートを撮ってみた
昨年末に発表され、先日ソフトバンクでも取り扱いが始まった、ファーウェイのフラッグシップスマートフォン「HUAWEI Mate 20 Pro」。
何かとニュースで話題のファーウェイですが、ライカの「トリプルカメラ」が気になるところ。トリプルカメラってどんな風に撮影ができるの?ライカ監修のカメラの写り具合は?…ということで、PHaT PHOTO編集部が実際に撮影をしたその使用感と写真をご紹介します!
まずは「HUAWEI Mate 20 Pro」のレンズをご紹介。
レンズは右上から、広角レンズ(27mm相当、 f/1.8)、超広角レンズ(16mm相当 f/2.2)、望遠レンズ(80mm相当、f/2.4)。ボディ背面に3つのレンズとフラッシュが搭載されています。
今回はポートレートを撮影してみました。
3つのレンズでポートレートを撮ってみた
まず一番気になるのはこのトリプルカメラ。3つのレンズを使い分けて、ポートレートを撮ってみました。
広角レンズ(27mm相当、f/1.8)使用
超広角レンズ(16mm相当、f/2.2)使用
望遠レンズ(80mm相当、f/2.4)使用
超広角は16mm相当。ダイナミックな表現ができるので背景と人物どちらも見せたい時に使えそうですね。狭い場所での撮影や大人数での集合写真にもかなり役立ちそうなレンズです。80mm相当の望遠レンズでは、背景がぐっとボケて人物を引き立てくれました。
後からボケ感が変えられる!ワイドアパーチャモード
撮影後にピント位置とボケ具合が変えられる「ワイドアパーチャモード」も試してみます。「アパーチャ」とはカメラの口径のこと。カメラの絞りと同じで、数値はが小さいほどボケ感が強くなり、大きいほどピントが全体に合います。
こちらが、アパーチャレベル0.95で撮影した写真。一眼レフカメラのように背景がきれいにボケました。
後からボケ具合を変えることができます。
左から、アパーチャレベル0.95、4、16。後ろの車に注目すると、ボケ具合が変わっているのがわかります。
ピント位置を変えることもできます。アパーチャレベルはは0.95に固定したまま、ピントの位置を変えた写真がこちら。左から、人物、手前の緑、後ろの背景にピント位置を変えてみました。
ボケとピント位置の両方を調整することができる、アパーチャモード。人物撮影の時は、モデルを待たせずにピント違いの写真を後から楽しめるのも便利ですね。
夜景モードも楽しい
お次は「HUAWEI Mate 20 Pro」の夜景モード。夜景や夜のポートレートもきれいに撮影が可能です。
夜景モードではシャッタスピード4秒間の間に撮影された写真が合成されるため、手ブレもなく、背景の夜景も人物もくっきり写っています。
通常の撮影(左)と夜景モード(右)を比べてみると、夜景モードの方が光量が多く、人物やライトアップもきれいに撮影することができました。
さらに、ポートレートではありませんが、夜の撮影で楽しめるのが「テールライトトレイル」と「ライトグラフィティ」モード。「テールライトトレイル」は夜に走る車のライトの軌跡を写し取ることができ、「ライトグラフィティ」はライトの軌跡で絵や文字を浮かび上がらせることができます。
車のライトの軌跡が見えたり(右)、ライトの軌跡で絵を書くことができます(左)。カメラのシャッタースピードを遅くして撮影する手法がスマホでもできてしまいます。
いかがでしたか?
今回は「HUAWEI Mate 20 Pro」を使って撮影したポートレートをご紹介しました。超広角やアパーチャモード、夜景モードなどいままでのスマホとは異なる撮影が楽しめそうですよ。
HUAWEI Mate 20 Pro
サイズ:幅:約72.3mm、縦:約157.8mm、厚さ:約8.6mm、重さ:約189g(バッテリー含む)
ディスプレイ:約6.39インチ、19.5:9 OLED, 3120 x 1440ドット
対応OS:Android™9/EMUI 9.0
カメラ: [アウトカメラ]有効画素数:広角 約4000万画素、超広角 約2000万画素、望遠 約800万画素 / [インカメラ]有効画素数 約2400万画素
価格:110,000円前後
そのほかのスペック・詳細は:consumer.huawei.com/jp/phones/mate20-pro7
photo:Ai Yoshida (本体写真以外)