TOKYO SQUARE GARDEN ×「PHaT PHOTO」写真教室 この街で働く人が捉えた風景写真展 開催中
2022年3月22日(火)~4月28日(木)にかけて、東京・京橋にあるTOKYO SQUARE GARDEN貫通通路にて「この街で働く人が捉えた風景写真展」が開催されています。
写真だけでなく、京橋の街を知るためにはもってこいのフォトマップも同時に展示中。
本記事では展示作品とともに街の魅力を紹介します。
京橋の街
この街が江戸と呼ばれていたころ、幕府が直接管理していた3つの橋がありました。擬宝珠と呼ばれる装飾がついたそれらの橋の内側を「擬宝珠内(ぎぼしうち)」と呼び、最上のステータスとされてきました。それが、日本橋、京橋、そして新橋です。中でも京橋は文化人が集う町。江戸歌舞伎が発祥し、狩野派の画家たちが集まりました。今も美術館やギャラリーが多く点在している所以です。
働く人がとらえるこの街
そんな歴史を持つ京橋で働く方々と一緒に「街歩き撮影会」を実施しました。
企画したのは京橋にフォトギャラリーを持つ「PHaT PHOTO」写真教室。
参加者からは
「こんなに歴史ある街とは知らなかった」
「コロナ禍においてオフィスに行くことが減っていたが、仕事以外の日にも散策してみたい」
「“働きにくる場所”という事しか考えていなかったが、その他の魅力に気づいた」などの声があり、新たな発見のある撮影会になりました。
街の歴史を知ったうえで、とらえる京橋の魅力とは?
ステンドグラスごしに射し込む光をとらえた1枚。床面に描く淡い色合いがやわらかく美しい。
ガラスに反射して写りこんだ風景はまるで印象派の絵のよう。 日常の中にアートな風景は潜んでいる。
手と手をつなぐ親子のピクトグラム。ガラスに写りこんだ街の景色をとらえた心象風景に想いを馳せてみる。
繰り返される光のフォルムが心地よい風景。誰もいない広場が光のキャンバスに。
いかがでしたでしょうか。
この記事では紹介しきれなかったフォトスポットもたくさんあるので、ぜひ写真とマップを頼りに、この街が持つ文化の地層を探索してみてください。
この街で働く人が捉えた風景写真展
会期:2022年3月22日(火)~4月28日(木)
会場:TOKYO SQUARE GARDEN貫通通路(中央区京橋3丁目1−1)
主催:PHaTPHOTO写真教室
協力:東京建物株式会社/東京スクエアガーデン/株式会社 POD