フォトまち便り「Hello Local」vol.54 白井写真部 ~白井と道~
日本全国で活動する写真部のメンバーが、『地元の魅力』を写真と文章で発信することをテーマにしたフォトまち便りHello Local。千葉県白井市に住む写真好き仲間が集まった「白井写真部」の連載では「白井と…」で思い浮かぶキーワードに、彼らが撮影した写真と言葉で紹介していきます。
今回は「白井と道」。
ふだん、何気なく通る道であっても季節や時間で表情を変わりゆく場所。また、歩くごとに自分の人生を振り返り、当時の記憶や懐かしい気持ちに思い出させてくれたりも。
皆さんの近所の道にも目を向け、カメラで撮ってみると新しい発見があるかもしれませんね。
表情豊かな散歩道
車道からふと横に目をやると、林に向かう真っ直ぐな小道を発見。
木々の緑と青い空。
少し前まで目の前の枯れ木を彩っていたであろう銀杏の葉が、今は地面を黄色く彩ってくれている。落ち葉を踏む音もなんだか心地いい。
春夏秋冬、それぞれ違った表情をみせてくれるのだろう。
雪が降ったらまた来てみよう。場所は今井の桜の近く。
(photo by 中村壮志さん)
細くて急な坂道
家の近くを走る“風間街道”…遠山珈琲さんを通り過ぎて北へ少し行くと、七次台方面に抜ける脇道があります。
下って上る細くて急な坂道で、狭い道の両側には梨園(?)を隔てて灌木の塀が連なっています。
思ったより行き交う人も多く、自転車やバイクの抜け道として生活には欠かせない道なのでしょう。住宅地と農地が同居する白井らしい道と言えるかもしれません。
こんな道もこれから少しずつ減っていくのかな、などと思いながら撮ってみました。
(photo by 宮﨑定久さん)
季節移ろう遊歩道
南山公園内の遊歩道での一枚です。
南山公園には、調整池を取り囲むように遊歩道があり、季節ごとに様々な表情を見せてくれます。
12月上旬の9時頃、遊歩道を歩くと落葉のカサッという音が色々なところから聞こえてきました。木に残った色付いた葉と落ち葉の絨毯が敷かれた鮮やかな遊歩道は、この時期だけ見られる景色です。
調整池と紅葉した木々に囲まれる遊歩道の対比と、道に奥行きが感じられるように意識して撮ってみました。
(photo by 山浦なつこさん)
足取り軽く
まっすぐの道だけではない。
曲がりくねっていたり、でこぼこだったり。上ったり下ったり。広かったり、狭かったり。
人生も然り。さあ、足取り軽く前進して行こう。(住まい近くの遊歩道にて)
(photo by 迫田妙子さん)
【白井写真部について】
千葉県白井市に住む写真好きが集まった白井写真部
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