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vol.28の特集は「郡山写真部とつくる はじめての郡山フォトガイド」
まちの魅力は、自分で調べるよりも、そこに住む人がいちばんよく知っている。写真好きの福島県郡山市民が集う郡山写真部に、暮らしているからこその「住人目線」でフォトスポットを教えてもらいつくりました。

本記事では、郡山市の中で部員が見つけたお勧めのフォトスポット、10選をご紹介します。

1．布引（ぬのびき） 風の高原

猪苗代湖の南に位置する標高1000mの高原。風車、磐梯山や猪苗代湖を背景に、菜の花やひまわり・コスモスが季節ごとに一面に咲くフォトスポット。「夕日の逆光を、空もひまわりも暗くならないように、HDR機能で撮影しました」（撮影：前川友香さん）

2．あさか野夏まつり花火大会

郡山カルチャーパークで、毎年8月14日に開催される花火大会。付近の田園から打ち上げられるため360度どこからでも眺められ、夜空に咲く大輪の花が鑑賞できます。「1万発以上の花火を音楽にのせて幻想的に楽しめます。三脚もお忘れなく」（撮影：矢部美保さん）

3．高屋敷稲荷神社 御田植え祭り

高屋敷稲荷神社で夏に行われる御田植え祭り。訪れた人には帰り際に赤米のお餅がいただけるそう。秋には稲刈りの神事も。「不馴れな人から手慣れた人までが巫女服を着て笠をかぶり、古代米の赤米の田植えをする風景は見もの」（撮影：永山弘恵さん）

4．郡山公会堂

街中の時計台としても機能している、大正時代に建てられた郡山公会堂。「大正ロマンのあふれる公会堂と、街中に咲く桜のコラボレーションは、郡山市民にとっても年に一度の贅沢な時間。午前9時～12時ぐらいまでの太陽の光がベストです」（撮影：宗形雅幸さん）

5．猪苗代湖南のそば畑

初秋に見頃を迎えるという、湖南町のそば畑の風景。磐梯山を背景に、辺り一面絨毯のようなそば畑が広がり、開放感のある景観を楽しむことができる。 「長く続く一本の道に惹かれました。道の先に何があるのか、様々な想像ができそう」（撮影：鈴木るなさん）

6．雪村庵

郡山市西田町の雪村庵は、室町時代の画僧、雪村が晩年の活動拠点として過ごしたとされる場所。春は樹齢数百年とされる枝垂れ桜が咲き誇り、夏は青々とした美しい竹林が見られる。「深々と降る雪の中に佇む様子を写したく、モノクロで撮影しました」（撮影：仲江川彩さん）

7．花木団地

郡山市の東、中田町にある花木団地。春には道の両側が桜でピンクに彩られます。桜以外にも、モクレンやウメ、モモなど、春の花をドライブをしながら楽しめるスポット。「夕陽に染まる桜を、閑静な雰囲気で写せるようホワイトバランスを調整しました」（撮影：仲江川彩さん）

8．志田浜（猪苗代湖）

郡山市の最西端、「天鏡湖」と名付けられるほど透明度の高い猪苗代湖。夏は湖水浴やキャンプで賑わい、冬は白鳥が飛来します。「天気のいい日は磐梯山、夕日が沈む時間は湖面が黄金色に輝き、幻想的な猪苗代湖を望むことができますよ」（撮影：松村香純さん）

9．銚子ケ滝

郡山市の北部、日本の滝百選にも選ばれる落差48mの滝。その大きな落差から、自然の力強さを感じることができる場所。「遊歩道から徒歩約30分と少し距離はありますが、その疲れを一瞬で忘れさせてくれるパワースポット」（撮影：三本木裕二さん）

10．中央公民館

2015年に震災復興のシンボルとして建築された多目的施設。公民館の撮影ポイントを見つけられるのも、写真部ならではの視点。「公民館としての機能としてはもちろん、螺旋階段も近代建築としてのデザイン性も魅力の1つ」（撮影：三本木裕二さん）

10か所のフォトスポットマップ

いかがでしたか？
季節ごとに魅力的な、自分で調べただけでは見つけきれない、「住む人」目線の郡山のフォトジェニックスポット。ぜひカメラを持って出かけてみてくださいね。

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