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HOW TO / 作品制作のヒント

ステップアップのヒントに!フォトコンPPC vol.107 「もうちょっとで入選!」審査員の講評


「留守番失格」野澤忠(山形県)

家に帰ってきたら、犬が半目を開けて寝ていたとのことですが、ぐうたらな留守番犬がご主人様にカメラ目線で「おかえり」と言っているようにも見えて微笑ましい写真だなと思いました。家の中でリラックスしている、ずぼらな犬の感じがとてもかわいいです。

「道」求磨川貞喜(岡山県)

とても味わい深い写真です。ガラスの窓越しから見えたポスターとのことですが、実際の風景が写り込んでいるのか、どうなのかと惑わされる写真でした。橋の上を歩く人の形も少し奇妙で、夢の中の光景のようです。1枚写真としては少し物足りなくも感じますが、じわじわと効いてきて、頭から離れない写真でした。

「向こう側」望月クララ

とてもきれいな写真です。手前のフェンスを入れたことで、ストーリーのある写真になりました。フェンスと満開の桜という組み合わせのアイディアはとてもいいのですが、写し方はこれがベストかは、もう少し考えてもよかったかもしれません。フェンスと桜との対比を、もう少し強調してもよかった気がします。

「サクラの散歩道」鮎川由佳

ものすごくいい被写体を見つけましたね! トリコロールカラーの服を着た犬がめちゃくちゃかわいいです。背景の桜や、道行くカップルもほのぼのとした雰囲気が出ていて、とても素敵な写真だなと思いました。犬も桜の季節の散歩を楽しんでいるように見えました。

「WATERLY」DAIKO

ガラスの中で眠るように閉じ込められた女性。工夫のあるポートレイトだと思いました。ただ、ピンクの花の見え方がすこし不自然に感じました。色のアクセントにはなっていると思うので、もう少し自然に花を見せる方法を探ってもいいかもしれません。


STORY TELLER / 写真家達の物語 vol.37

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