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HOW TO / 作品制作のヒント

まっすぐな写真の力に引き込まれた PPC道場 第2期入選作品の評価ポイントをチェック!



「PHaT PHOTO」の人気コンテストPPC。
さらなるステップアップの場としてご用意している組写真部門の「PPC道場」。「5枚」の写真で応募された作品の中から、各審査員が1位、2位、3位を選出します。

デジタル雑誌で配信している「PPC道場」の結果を、PHaT PHOTO Webでもご紹介します。
単写真とは異なる評価ポイントをぜひチェックしてください。

審査員:鈴木理策/中藤毅彦/テラウチマサト

1位 「帰路」
村田文衛(東京都)

■評価POINT
✔まっすぐな写真の力に引き込まれた
✔個々の写真がお互いに手をつなぎやすくなっている
✔5枚の中でのリズムと役割がうまく出せていてバランスがいい


―今回の総合1位は、村田文衛さんの作品「帰路」。テラウチさんが1位、鈴木さんが3位に選ばれました。

テラウチ 1枚1枚の写真がうまいなと思いました。駅前のタクシーからはじまり、作者の帰り道を追うように写真を見ていくと、最後は家の前で終わる。
ストレートにつなげているだけなんですが、そのまっすぐな写真の力に引き込まれてしまいました

鈴木 写真を組む時には反復させる人も多いんですが、イメージの関係性や引っ張り合いも考える必要がある。
編集という部分では弱いかもしれませんが、この作品は個々の写真がお互いに手をつなぎやすくなっています5枚の中でのリズムと役割もうまく出せていて、バランスがとれていますね

中藤 お2人の話を聞いていたらそんな風にも見えるんですが、僕には単純な夜道の写真に見えてしまいました。
写真的な技はあると思うので、もう少し組み合わせに工夫が欲しかったです。

2位 「浮く」
渡辺直子(埼玉県)

■評価POINT
✔イメージが増幅し、作品世界が広がっていくような面白さがある
✔不思議な写真の間を、タイトルがうまく結びつけている
✔流れが魅力的


―次に総合2位は、渡辺直子さんの作品「浮く」。テラウチさん、中藤さんが2位に選ばれました。

テラウチ 見る側が勝手に想像してしまうような面白さがあります。ばらばらな写真を見せられることで、見る人の中でイメージが増幅し、作品世界が広がっていく。まだ実験的な感じもしますが、その斬新な発想を評価しました。

中藤 まとまりがないなと思いつつも、引き付けられます。一見ばらばらだけれど、どこか根底の部分でつながっているような気がしました。strong>不思議な写真の間を、タイトルにある浮遊感がうまく結びつけているように思います。

鈴木 単純に右から左に移動しない流れが魅力的でした。ただ、5枚で見せるにはもったいないかなと。もっと数があったらどう見せてくれるのか気になる作品です。


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