何よりも身軽さが大事!
登山撮影に必要な持ち物とおすすめアプリ5選


各地で山開きが行われ、夏山登山のシーズンになりました。
街スナップはよく撮るけれど、今年は山写真にチャレンジしてみたい!という方へ。

写真家の武藤裕也さんに、登山撮影で必要な持ち物とあると便利なおすすめアプリを教えて頂きました。感動した山の風景を撮り逃さない為には準備を怠らないことが大切!
早速チェックしてみましょう。

武藤裕也(むとうゆうや)
1978年生まれ。自動車設計・開発業務から一転、フォトグラファーとして活動開始。自然と人間の関わりをテーマにした写真制作の活動をする傍ら、クラブツーリズムや、「PHaT PHOTO」写真教室の講師も務める。


登山撮影に必要な持ち物一覧

持ち物は何よりも「身軽さ」が大事!

登山の撮影は、とにかく「スムーズさ」が命。撮影がうまくできるかどうかよりも、登山自体がスムーズに行われることを優先して考えましょう。
体力を残すためにも、機材は身軽なものを選ぶことが大切です。カメラもザックにしまうのではなく、防水性のサブショルダーバッグで出し入れする方が楽。山だからこそシンプルな装備で出かけましょう。

(1)ザック
カメラ用の2層式バッグがお勧めですが、軽登山ならこだわる必要なし。雨用のザックカバーは必要です。

(2)ショルダーバッグ
ザックからカメラの出し入れはあまりせずに、基本的にここにカメラをいれて移動。防水製のものがお勧め。

(3)レインウェア
防水耐久性、防風性、透湿性のものは、レインウエア以外に防寒具にもなるのでお勧め。

(4)登山靴
不安定な山場での脚の保護と、雨天での防水を兼ねる登山靴。足首を固定するハイカットのタイプがポピュラー。

(5)登山用品
ヘッドライト、サングラス、鈴、方位磁針など、登山に必要なアイテム。腕時計や行動食等もあればなお良し。

(6)スマホ
登山の必需品。登山前に必要なアプリをダウンロードして、下調べをした上で臨んでください。

(7)防水袋
電源や細かな機材などを入れておくのに便利なのがこの袋。色分けして分類すれば、暗い場所でも取り出しやすい。

(8)マップ
スマホの電池切れや故障など不慮の事態を想定し、必ず紙でプリントアウトして、備えておきましょう。

(9)手袋
最初に体温が逃げていくのは手や指先。雨に濡れたときを想定して、2つ以上持っていくことをお勧めします。

(10)カメラ・レンズ
身軽になるよう、ミラーレス機や高級コンデジなども選択肢に。レンズも標準ズーム1本など、最低限の荷物で!

(11)三脚
軽さ重視の登山では、アルミ製よりも少し高価にはなりますが、カーボン製の三脚が軽いのでお勧め。

(12)ストック
登山をサポートしてくれるストック。一脚としても活用できるストックもあるので、低山登山なら兼用してもOK。
 

登山におすすめのアプリ5選

いまや必需品!アプリをフル活用

現在の登山にはスマホが欠かせません。ただし「その場で調べられる」からといって、準備を怠らないように。たとえば宿泊する際、山小屋に15 ~ 16時頃到着というのは遅く、山の安全上NG。撮影時間を含めた登山時間など、シミュレーションは欠かさずに。(アプリ情報は2018年7月時点のものになります)

(1)Sun Surveyor

日の出日の入りの位置や時刻を確認できるアプリ。無料のLite版もあるが、有料版はGoogleマップと連動して、太陽の軌道を把握することができる。[App Store] [Google Play

(2)高度計+ HD

現在地の高度を計測するアプリ。街中の使用には適さないが、標高の高いところなら誤差±10mという精度で高度がわかる。120円。[App Store

(3)スカイマップ

天体観測、星景写真撮影に活用できるアプリ。わかりやすく言うと、デジタルの星座盤。星名や星座名が現れる。類似アプリも多数。[Google Play

(4)山と高原地図

老舗登山地図のアプリ版。地図はDLして端末に保存でき、電波が届かなくてもGPSで現在地がわかる。「高尾山」のみ無料。[App Store] [Google Play

(5)山旅ロガー

GPSを使って移動記録をするアプリ。徒歩に最適化していて、GPSを細かく制御しているため電池を節約し長時間記録できる。[Google Play

いかがでしたか?
登山自体がスムーズに行えることを優先して、自分にあった機材や準備をしっかり行うことが重要ですね。
次回は山写真の撮り方、4つのコツをご紹介します。お楽しみに!

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