魅力的なスナップ写真を撮るための4つのコツ


スナップ写真はよく撮りに行くけれど、思った通りに撮れない、何を撮っていいのかわからない…とお悩みの方へ。

PHaT PHOTO写真教室講師のまるやゆういち先生に、被写体の見つけ方やおすすめの構図、スナップ撮影に合ったレンズなどを教えてもらいました。まるや先生の作例もたっぷりでお届けするので、ぜひ撮影の参考にしてみてくださいね。

まるやゆういち先生
1974年青森県生まれ。テラウチマサトに師事し、著名人・経営者など1000人以上の撮影を重ね撮影講師としても活動。のべ400人以上の生徒にレクチャー。現在はフォトグラファー/講師の活動を精力的に行い、実績に裏付けされたテクニックとわかりやすい指導に定評がある。
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1. シャッターチャンスは日常に溢れている

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シャッターチャンスは、人の集まる観光地や人気スポットだけでなく、ちょっとした移動時間や、ふだん生活するなかにも潜んでいます。

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魅力的なスナップ写真を撮るためには、カメラを持っていないときにも周りを意識して見回すことが大切。
季節の移り変わりを感じるシーンや街並みの変化など。気づく力、発見する目を鍛えるためにひと駅分歩いてみるのも良いでしょう。

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2. 迷った時は「光」を探す

ストリートスナップにおいて、何を撮っていいのかわからない、やみくもに撮ってしまっている、といった悩みを持つ方も多いと思います。
そういった場合は、たとえば晴天の日の逆光や半逆光など、光の射し込みや被写体への光の回り込みが美しいシーンに反応して撮影してみましょう。

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写真にメリハリが生まれ、動きや奥行きが出せたり、物語性やドラマチックな印象を生むことができます。

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3. 構図はできるだけシンプルに

周りを観察する眼とともに必要なのは、瞬発力です。シャッターを切る直前に構図や露出などを考えていると、撮り逃してしまう可能性も。

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スナップ撮影に慣れるまでは、今日はこの設定で撮ろう、と決めて臨むのがおすすめ。
たとえば構図なら、日の丸、シンメトリー、三分割などさまざまなセオリーがありますが、シンプルにまとめることで被写体を際立たせることができます。

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4. 「愛情」は、良し悪しの基準のひとつ

人が写った写真の発表の判断は、よく耳にする悩みのひとつ。個人的な見解としては、その写真に楽しさや嬉しさ、愛情は感じられるか?を意識すること。

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写真を見たときに悪意を感じられる可能性があれば、作品として覚悟がない限り発表を避けた方が良いと考えます。撮影時も、目が合って逸らしてしまうのではなく「自分は撮影しています」という堂々とした姿勢で撮影に臨みましょう。

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5. まるや先生のおすすめレンズ

ワンランク上の仕上がりにするためには、求める表現を軸に機材を選んでみてください。カメラだけでなく、レンズも重要です。
おすすめは35mmの単焦点。
被写体に1、2歩前に寄ることで標準50mmの画角で撮ったようにもでき、逆に後ろに下がれば28mmの広い画角で撮ったようにもできる。
瞬時に切りとるスナップにおいて、少しの歩幅で“つぶし”の効きやすい焦点距離です。

いかがでしたか?
魅力的なスナップ写真を撮るには、季節の移り変わりを感じるシーンや光に気づく力やそれを瞬時に捉える瞬発力が必要とのこと。まるや先生の4つのポイントを参考に、たくさん撮影をしてみてくださいね。

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