何が必要?写真展示で準備したい6つの道具


個展やグループ展、御苗場など…写真展を控えた方、これから写真展をやりたいと思っている方へ
PHaT PHOTO vol.85「展示とプリントの万全Q&A」から、作品の準備や展示方法のノウハウをご紹介します。
今回ご紹介するのは、展示の際に必要な道具について。搬入当日に「忘れた!」「使いにくい!」なんてことがないよう、最適な道具をチェックしましょう。

1.メジャー

伸ばしたときに弛まず、重すぎない3.5m がベスト!

展示位置となる釘打ちの高さを測るため、メジャーは壁に沿って縦や横に垂直・水平に伸ばす必要があります。巻尺ではなく、ピンとまっすぐ伸びるステンレス製のメジャーを用意しましょう。またストッパー付きだと便利。5mなど長いメジャーもありますが、少し重いため、3.5m程のコンパクトなもので十分です。

2.水糸

「紐なら何でも良い」は大間違い!

作品を整然と展示するには、水平に糸を張ることができる水糸が必須。タコ糸やビニール紐などは途中で弛んでしまい、水平に張ることができないので、代用品として使用するのはNG。

2.マスキングテープ

何度も貼り剥がしでき、書き込み可能なもの

壁に水糸を貼ったり、展示位置を示す目印にしたり、釘打ちの場所をテープにペンで書き込んだりなど、用途は色々。デコレーション用のカラフルなテープもありますが、表面がつるっとして印が書き込みにくかったり、粘着が弱すぎて水糸が落ちてしまう場合もあるので、工具コーナーに売っているマスキングテープを推奨します。

4.ハンマー

大中小あったら中サイズをセレクト

工具コーナーで売っている一般的なハンマーで問題ありません。ただ小さいヘッドは軽くて持ち運びに便利ですが、釘打ちする際に力(勢い)がいるので、展示点数が多い人は疲れてしまうかも。大きいヘッドは重くしっかりしていますが、キャプション留めに虫ピンを使う場合はピンが折れてしまうこともあるので、中サイズがベター。

5.水準器

これを使ったか否かで、完成度が決まる!

作品が微妙に傾いて展示されていると、見栄えだけでなく、だらしない印象を与えてしまいます。せっかくの発表の場なのに、写真へ取り組む姿勢を疑われた! なんてことがないよう、きっちり水平を測って展示しましょう。水準器は、カメラのホットシューに付けるような小さいタイプ、1方向のみのタイプでもOKです。

6.釘

大頭の30㎜程度なら間違いなし

しっかり打ち込もう! と長い釘を使用すると、釘打ちで疲れたり、ベニヤ板などでつくられた薄い壁の場合、バランスが安定しないことも。大頭と呼ばれる種類の長さ30㎜程度の釘が無難です。またフックで展示するなら、ヒートンと呼ばれるネジ状のものは取りつけにくいので、釘で固定するタイプか2本吊りフックがお勧め。

持っていると安心!お役立ちグッズ

美しい仕上がりに必要なのは細かな気配り。手袋やブロアーなども用意して、展示の完成度を高めましょう。
いかがでしたか?
頑張って準備した作品は美しく展示したいですよね。スムーズな搬入ができるよう、しっかり道具を揃えて展示に臨みましょう。
次回は、今回ご紹介した道具たちを使って、実際に展示するときの手順やコツ、深堀アドバイスをお届けします!

展示のノウハウをもっと知りたい方へ

今回の記事は「PHaT PHOTO 85号」の特集「展示とプリントの万全Q&A」の一部をご紹介したものです。
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