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AMAZING TOYAMA写真部

フォトまち便り「Hello Local」vol.19 AMAZING TOYAMA写真部~『越中大手市場トランジットモール』初出店!!


こんにちは。AMAZING TOYAMA写真部リーダーズです。
2か月前の話になりますが、10月24日(日)に開催された「越中大手市場」というイベントにAMAZING TOYAMA写真部として参加させてもらいました。
初出店で分からないことだらけな一日のドタバタレポートを写真部メンバーの小前、岡本、田村、米田の4名がお届けしたいと思います。

越中大手市場とは?

photo by 米田祐紀

富山市中心部・大手モールで毎月最終日曜日開催のまちなかマーケット。
会話をしながらゆっくり買い物を楽しみ、くつろぎの時間を楽しみ。
情報交換・情報発信の場であり、アート・ミュージックなど自分を表現する場であり。
幅広い年代の方が安心して集い、ゆっくり楽しめる定期市、それが「越中大手市場」です。
(参考:越中大手市HP https://www.ooteichiba.com/)

私たちが参加させてもらったこの日は、車両の通行が規制され歩行者と路面電車だけが通行できる歩行者空間「トランジットモール」での開催でした。

photo by 小前千夏

2つのミッション!

私たちに課せられた使命。
それは『AMAZING TOYAMA写真部』を知ってもらうこと!
いろんな年代の皆さんとふれあいながら、写真部の活動や思いを知ってもらうために2つのことに挑戦しました。

①フォトカード
部員からお気に入りの富山写真を募集し、手のひらサイズの『フォトカード』を作りました。
全部で20種類。
イベントに出店される他の店舗さんにもご協力いただき、市場でお買い物をされた方に写真部オリジナルのフォトカードをプレゼントしました。

②テーブルフォト講座
スマホでも気軽に参加できる『テーブルフォト講座』を開催することにしました。
参加される皆さんと会話を楽しみつつ、撮ることの楽しさをお伝えしたい。思わず撮りたくなるようなテーブルフォトとはどんなものか?案を出し合いました。
そして、かわいい系、カッコイイ系、季節ものなど、幅広く対応できるよう6パターン用意しました。

いよいよ いよいよ

イベント当日!すっきり快晴!
まちなかから見えた立山連峰は青空に映えていました。陽気に誘われ、時間の経過とともに人出も徐々に増え、久しぶりに見る大にぎわい。

photo by 岡本和宏

予定ではテーブルフォト講座の参加者さん受付時に希望されるパターンを都度セットすることにしていましたが、私たちのブースは富山城址公園の天守閣と市電を同時に見通す事ができるいちばん端で広くスペースを使わせていただけることになり、6パターンを全部セッティングして待つことにしました。

これが大正解!!
ギャラリーのようになり、同時イベントがあった城址公園からも多くの人たちが大手モールに訪れ、ふらりと寄ってくださる方が多かったのです。

photo by 五島 はるみ

photo by 小前千夏

思い思いに楽しむ参加者たち

お母さまに誘われて撮り始めた興味が無さそうな女の子。
角度や露出の説明などをしながら一緒に撮っていると、あっという間にのめり込んで頂けました。
慣れた手つきでスマホを操作し、テーブル毎に撮り方を変え、お母さまの声にも『まだまだ!』と楽しそうに撮ってくれました。
スマホだけでなく、カメラ撮影の楽しさもさりげなくアピール!いつかカメラ女子になって入部してくれないかなぁと期待しています。

カメラを持って父親と一緒に訪れていた女の子。
「撮ってきていい?」と少し恥ずかしそうに父親に許可をもらいテーブルフォトに参加してくれました。
アングルや露出など撮影ポイントを最初に説明して実際に撮影トライ!一つ一つのテーブルで何度も撮影してモニターで確認し、時折、「どうですかね?」と問われ、「もう少しこうしたらいいよ~」「いいと思うよ~!」などとやり取りをしながら、最高の一枚に粘り強く取り組まれていました。
全テーブルでの撮影を終わってもまだ満足できない、まだ撮りたいという気持ちが言葉を発しなくても表情から伝わってくる様子。
こういう子はきっとすぐに写真が上手くなるに違いない!来期の入部も期待しつつ、これからも楽しく写真を続けてほしいなあと願いました。

photo by 青海正和

意外なところに目をつけた、とある男性
ある男性は6パターンのブースではなく事務用品を置いたテーブルに興味を持たれたようでした。無造作な部分を撮りたいとのことでした。
撮影したプレビューを見せ合いレクチャー頂きました。
これもテーブルフォトには違いないのですよね。

photo by 田村かずみ

遊び心にあふれるネコ好きさん
トランジットモールでは飲食物や雑貨などが出店されていました。
モール内で購入された木製のネコネコパズルをパターンに忍び込ませて撮影を楽しんでいただきました。ネコ好きさんが撮るとこうなるのですね。

photo by 田村かずみ

「写真部に入りたい!」「写真部に入るにはどうしたらいいですか?」そんな嬉しい言葉をたくさんいただきました。
仲間の輪がどんどん広がって、写真のパワーでたくさんの仲間たちと一緒に富山市を盛り上げたい!熱い気持ちは一段と大きくなり、この日のイベントを終えました。

ほっ…と振りかえり

初出店ということで何もかも手探り状態でした。
テーブルフォト講座では、撮影時に気を付けるポイントをまとめたマニュアルを用意していましたが、講座と言いながら講座らしいことはしていません。でも、それが今回のイベントでは良かったと思います。
立ち寄ってくださった方々との距離も近く感じられました。
私たちが普段から楽しんでAMAZING TOYAMA写真部での活動をしていることも伝わったんじゃないかなと。
2回、3回、これからもこんな楽しい活動を続けられたらいいなと思っています。

photo by 澤田修平

来年度、『AMAZING TOYAMA写真部』入部希望者が殺到しますように・・・♡

今回の執筆メンバー

小前千夏

『田舎くさい富山』が大キライだった若かりし頃。
自身の環境が変わると見え方も変わり、今、何より撮りたい!と思うのは、キライだった『田舎くさい富山』の風景だったりします。
AMAZING TOYAMA写真部には第2期から参加。今年度よりリーダーズで活動させてもらっています。

米田祐紀

富山県魚津市生まれ、現在は富山市在住。
高校卒業と同時に県外へ住み、富山の魅力を再確認し、アメイジングトヤマ写真部第1期から6期、現在はリーダーズに在籍する。綺麗なもの、面白いもの何でも撮りますが、人や動物の表情を撮るのが大好きです。

岡本和宏

1974年、富山県富山市生まれ。アメイジングトヤマ写真部1期~6期まで参加。
今期より新設されたリーダーズに参加。
日常の中にあるアートな世界、面白い瞬間を見つけて切り取る街のスナップ写真を中心に作品作りにも取り組みながら、富山と写真の魅力を伝えたいと日々活動しています。

田村かずみ

10数年前より富山市内に勤務。アメイジング富山写真部は第4期から6期、現在はリーダーズ1期に参加。カメラや写真に関わる活動により路面電車や徒歩での行動が増え富山市をより身近に感じている。

写真協力

青海正和・五島 はるみ・澤田修平


STORY TELLER / 写真家達の物語 vol.37

フォトディレクターの推し写真集

まちスナ日和