フォトまち便り「Hello Local」vol.49 白井写真部 ~白井と夕暮れ~
日本全国で活動する写真部のメンバーが、『地元の魅力』を写真と文章で発信することをテーマにしたフォトまち便りHello Local。今回から千葉県白井市に住む写真好き仲間が集まった「白井写真部」の連載をスタート!本企画では「白井と…」で思い浮かぶキーワードに、彼らが撮影した写真と言葉で紹介していきます。
今回は「白井と夕暮れ」です。夕暮れの中にひとり一人のストーリーがうかがえます。
「車窓からの異世界」
撮影場所は清戸宗像神社前の横断歩道。
異世界のような空の色、セピア色に染められた建物、雨上がりのアスファルト。
忍び寄る夕闇を光り輝く車窓をフレームインさせることで、車外の別世界を際立たせることが出来たかと思います。
また運転者には見えない助手席からの移りゆく風景も面白味を感じました。雨上がりの夕暮れはちょっと特別な感じします、澄んだ空気がとても心地いい。
(photo by リンジェさん)
「路地裏の夕暮れ」
西白井駅近くの複合センター横の路地で夕方ごろに撮影した写真。
駅前は近年では高層マンションも立ち並び近代的な風景になってきましたが、少し路地に入るとこのような古めかしさも感じます。この奥ゆかしい景色に出会えるのも白井の魅力の1つだなとしみじみ感じました。
この場所にいるとどことなく時間がゆったり進んでいるかのような感覚になります。
ちょっと落ち着いた気持ちになりたい時に最適な場所かなと思います。
西日を逆光から撮影することで、その古き良き雰囲気を一層際立たせてくれるこの場所は、私のお気に入りの撮影スポットです。
(Photo by 齋藤健太さん)
「電柱と夕焼けとストップランプ」
船橋カントリークラブ横の道路を車で走っているときに撮影した写真です。
まず、目に飛び込んだ夕焼けと雲に写りこんだ夕焼けの綺麗さにハッとし、スマホを向けました。
スマホを向けていざ撮影すると、直線に並んだ電柱とその先の夕焼けを背に立っている鉄塔と車の赤いストップランプの列に面白さを感じました。
また、遠くの本来頑強な鉄骨の鉄塔が夕焼けに溶け込んで頼りない線画のように見えて哀愁を感じた日のことです。(Photo by 安岐隆良さん)
「人々を照らす夕焼け」
白井は464号線と北総鉄道が東西に走り、朝焼けと夕焼けが綺麗に見える町です。家を出るときは朝焼けが、帰ってきたときは夕焼けがそれぞれ迎えてくれ、「今日も頑張ろう」と思えたり、ホッとしたりさせてくれます。
この撮影場所では何かが起こるまで待ち、人のすれ違う場面でシャッターを切りました。
ひとそれぞれ向かう場所、帰る場所が違うこと。その先で待つ人などのことも思い浮かべることができるような気がします。
(photo by 千村俊明さん)
【白井写真部について】
千葉県白井市に住む写真好きが集まった白井写真部
インスタグラムのハッシュタグ「#白井写真部」をキーワードに、日々の暮らしの中で発見した白井の魅力を発信しています。
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