ステップアップのヒントに!フォトコンPPC vol.106「もうちょっとで入選!」審査員の講評
「PHaT PHOTO」の人気コンテストPPC。
デジタル雑誌でも配信しているPPCの結果と講評を、PHaT PHOTO Webでもご紹介します。
今回は、編集部が選出した「もうちょっとで入選!」の作品を発表します!
入選にわずかに届かなかった20点。
これから入選を目指すために必要なポイントや、ステップアップのヒントをお伝えします。
【1】シャッターを押したタイミングが抜群!ファットフォトコンテストVol.106入選作品発表!
今回のテーマ:「忘れたくない風景」
自由 「タイトルなし」オシクボマサト
前ボケに入れた赤い花、しなる柳の木、奥のビルの曲線的な造形の屋上や十字架のある建物、左の街灯など、とっても良いモチーフで画面を構成していると思います。色味のバランスや配置も素晴らしいです。ただピントの位置があいまいで全体的にもやっとした印象になってしまいました。
自由 「嫁ぐ日」北郷太郎(北海道・76歳)
坂道を歩く花嫁さんと付き添いの人。晴れやかな日の1枚です。付き添いの人の髪形や服装から、時代が少し前の写真だということがわかります。付き添いの方の笑顔も素敵なのですが、花嫁さんがもっと目立ってくるとよかったのではないかと思いました。
自由 「桝席」𠮷本陽一
満開の桜のスケール感に圧倒されました。いちばんいい時期に、良い場面を見つけられましたね。お花見をしている家族との大きさの比較が面白いです。モノクロにしたことも、普遍的な写真となり良かったと思います。
自由/オンライン 「きのこ」shikalovin(山梨県・34歳)
おそろいの髪型に似た形の丸い顔が並び、素敵な家族写真ですね。壁掛け時計も丸くて、効いています。表情も微妙に違っていいですね。ひとりだけ横から顔を出しているとか、テーブル下から覗いているとか、入選には、あとひと工夫欲しかったと思います。
自由「嫁ぐ日」三木一美(香川県・44歳)
結婚式を迎える花嫁さんのワンシーンですね。穏やかな表情で、落ち着いた花嫁さんが素敵です。フレームインフレームの構図も効いています。右のほほに光のスポットが当たっていますが、これはない方がよかったかもしれませんね。