はじめてのマニュアル撮影に挑戦!
花火撮影の基本設定と必要な機材


花火大会の季節がやってきました。
毎年撮りに行くけれど、目で見たより花火の色や迫力が出ない。ピントが合わせられない。
そう思って花火撮影を諦めている人も多いのではないでしょうか?その理由は、オートで撮ろうとしているからかもしれません。

PHaT PHOTO写真教室講師のまるやゆういち先生に、花火の撮り方を教えてもらいました。今回は必要な機材と基本の設定をお伝えします。基本セッティングをしっかり覚えて、マニュアルでの花火撮影に臨みましょう!

まるやゆういち先生
1974年青森県生まれ。テラウチマサトに師事し、著名人・経営者など1000人以上の撮影を重ね撮影講師としても活動。のべ400人以上の生徒にレクチャー。現在はフォトグラファー/講師の活動を精力的に行い、実績に裏付けされたテクニックとわかりやすい指導に定評がある。
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1.花火撮影に必要な機材を準備しよう!

設定の話をする前に、まずは基本のカメラ・レンズ・三脚に加えて、持っておくと便利なレリーズや夏の野外撮影に必要な持ち物をご紹介。予備バッテリ―などはついつい忘れがちなので、しっかり準備しておきましょう。

(1)カメラ
バルブ撮影(※)ができるミラーレスや一眼レフカメラだと、花火が広がる様子を見ながら露光時間を調節できます。
※シャッターボタンを押している間、シャッターを聞けたまま露光できる機能

(2)高倍率ズームレンズ
広角側24m程度、望遠側100m以上なら、広くもアップも1本でカバー。交換レンズ不要なので荷物も減ります。

(3)三脚
露光時間の長い花火撮影にはブレを防ぐために、三脚があると便利ですが、安価なものだと撮影時に不安定になることも。2万円以上のものががお勧め。

(4)ブロアーかクリーニングクロス
打ち上げ場所のすぐそばで撮影すると、花火の燃えカスが飛んで来る可能性も。レンズが汚れたときに備えましょう。

(5)予備バッテリー
花火撮影は液晶を見たまま長時間露光するので電池の消耗が激しいです。フル充電してプラス2つは持って行きましょう。

(6)レリーズ
直接シャッターボタンを押すと手ブレの原因になることも。遠隔でシャッターを切れるレリーズを使えば安心です。有線のものと無線のものがあり、Wi-Fi機能が搭載されているカメラであれば、スマホからシャッターを切ることもできます。

(7)折り畳みいす
場所取りなどでずっと立っていると疲れてしまいます。折り畳みいすを持って行き、足を休めるようにしましょう。

(8)ウェットティッシュ
夏は暑く、手で肌がべたべたしがち。ウェットティッシュでふきとってリフレッシュし、快適な撮影にしましょう。

(9)虫よけスプレー、虫さされのケア用品
夏の野外では、蚊やブヨなどの虫刺されに要注意。虫よけはもちろん、刺されたときのケアの準備もしっかりと。

(10)ライト
川べりの花火大会などは暗くて足元が見えにくいです。すぐ使えるよう、手元や首にぶら下げておくと便利です。

2.のんびりはNG!撮影場所の確保

花火の撮影が上手くいくかどうかは、場所取りにもかかっています。場所取りは人と時間との勝負です。大きな花火大会では、前日から場所を確保している人も。

花火を間近で撮りたいなら、花火が打ち上がる4時間くらい前には会場に行って、最前列をキープしましょう。暑い中待つのは大変ですが、待った分だけ撮影が楽しめますよ。

3.花火撮影の基本セッティング

いくら高性能なカメラでも、オート撮影に向いていない被写体があります。---------
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