5つのAIカメラを持つHUAWEI nova 5Tを使って鎌倉の長谷寺を撮ってみた
ファーウェイ・ジャパンが11月29日に発売したスマートフォン「nova 5T」。
以前、本サイトでも紹介したHUAWEI Mate Pro20は、ライカのトリプルカメラを搭載していましたが、今回体験したnova 5Tはクアッドカメラ(4つのカメラ)を搭載しているモデル。
被写界深度測定用カメラレンズを追加したことによって、撮影の可能性をどこまで広げられたのか。
今回は、神奈川県鎌倉市にある長谷寺で開かれたファーウェイ主催の撮影会に参加し、写真家の内田ユキオ氏にnova 5Tでの撮り方についてレクチャーしてもらいました。
撮影機能を学びながら実際に撮った写真とnova 5Tの魅力についてご紹介します!
まずは「ポートレートモード」の実写レビュー。
被写界深度測定カメラで自然で立体感のあるボケに!
nova 5Tでは人物など被写体にカメラを向けたときAIによって自動で「ポートレートモード」に切り替わる機能も搭載されており、とっさの撮影でも臨機応変に最適な撮影ができることがポイント。その実力はどの程度なのか、撮影をしてみました。
被写体のモデルにピントがくっきりと合って、自然な立体感のあるボケが表現されています。一方で、通常モードとの比較はどうでしょうか?
通常モードで撮影した写真
ポートレートモードで撮影した写真
比較をしてみると背景のボケ具合など、ポートレートモードが持つ表現力の幅が見られます。さらにボカしたい人は「アパーチャー機能」を使用してみるとよりボケを活かした撮影をすることが出きます。
アパーチャーとはカメラの口径のことで、カメラの絞りF値と同様にアパーチャー数値が小さければボケが強くなり、数値が大きければボケは弱くなり全体にピントが合います。
アパーチャー機能によるF値最小のとき
こちらはF値最大のとき
「ここまでか!」というぐらいまで視点が広がる超広角撮影でダイナミックな撮影が可能に
標準カメラでは目の前いっぱいに広がる紅葉が撮りきれない…。という悩みがあったかもしれません。でも、超広角カメラを使用すれば問題なくフレームに収めることができました。
標準カメラでの撮影
超広角カメラでの撮影
さらに超広角撮影の中に人物を入れることで、遠近感が際立ち、被写体の存在を強調することもできます。
また紅葉を撮る時のポイントとして、内田ユキオさんから「ホワイトバランスの使い方」を教えていただきました。
nova 5Tではプロモードでホワイトバランスが調整できるため、色温度のコントロールができます。ホワイトバランス機能を「曇り」に設定することで下記の写真のように紅葉の色を強く引き立てることができます。
夜景撮影も困らない!手持ちでブレなくカンタン&キレイに撮れる夜景モードがすごい
nova 5Tがあれば、三脚を立てたりシャッタースピードを考えたりする必要はもうありません。夜景モードでは真っ暗な場所でも連写撮影による自動合成によって明るく撮影することができます。
また手ブレ補正機能により多少のブレにも問題なく撮影を行える手軽さがあります。
「夜景モード+広角」で撮れば夜の長谷寺のライトアップも見たまま忠実に再現することができました。
実際に使ってみて、スマートフォンとデジタルカメラの境目を感じさせないぐらいnova5Tの撮影表現の優秀さに驚きました。
カメラを持ち歩いていないときでも、スマートフォンで本格的な撮影ができたら…。
いろんなシーンに対応してくれる撮影ができたら…。
nova 5Tは、そんな夢をかなえてくれるスマートフォンでした!
内田ユキオさんがnova 5Tて撮った写真を紹介!
HUAWEI nova 5T
サイズ:幅:約73.97mm、縦:約154.25mm、厚さ:約7.87mm、重さ:約174g(バッテリー含む)
ディスプレイ:約6.26インチ/FHD+ 1080 x 2340ピクセル/TFT
対応OS:EMUI 9.1 (Android 9ベース)
カメラ:[アウトカメラ(クアッドカメラ)]:約4800万画素(F1.8) / 約1600万画素(F2.2) / 約200万画素(F2.4) / 約200万画素(F2.4)
[インカメラ]:約3200万画素(F2.0)
※撮影モードにより、解像度は若干変動します。
価格:59,950円(税込)
そのほかのスペック・詳細は:https://consumer.huawei.com/jp/phones/nova-5t/