フォトまち便り「Hello Local」vol.57 白井写真部 ~白井と朝日~
日本全国で活動する写真部のメンバーが、『地元の魅力』を写真と文章で発信することをテーマにしたフォトまち便りHello Local。
千葉県白井市に住む写真好き仲間が集まった「白井写真部」の連載では「白井と…」で思い浮かぶキーワードに、彼らが撮影した写真と言葉で紹介していきます。
今回は「白井と朝日」。
あなたの1日を魔法のように輝かせる「白井写真部員」ならではの、撮り方もぜひ参考にしてみてください!
冬晴れの朝
白井市にはランドマークと呼ばれるものはそれほど多くはないように思います。
高い建物が少ない代わりに空は広々としています。
今回は冬至前後に出現する二つのガスタンクの間から昇る朝日を狙って撮影しました。
今年の最低気温を記録した朝、周りは霜で真っ白でしたが、空気が澄んで
思い描いた朝日を撮影することができました。撮影場所は白井市根1159。
(photo by 大森三千雄さん)
歩道橋の初日の出
2024年の初日の出を撮影したのは、国道464号と北総線をまたぐ大きな歩道橋です。
西にある白井駅や、東の小室方面を広く見渡せます。
この歩道橋からは、国道沿いに咲く桜とスカイライナーなどの電車が一緒に撮影できるため、鉄道写真好きにとっても魅力的な場所となっています。
到着した頃には多くの人が集まり、6時50分の日の出を見ようと待ち構えていました。
レース編みのような送電線の向こうに、キラキラと輝く太陽が昇っていきます。
新年をお祝いしてくれているような美しい光景です。
明るくなるにつれ鳥たちの活動が活発になり、陽が昇ったと思ったら、あっという間に飛び去ってゆきました。
場所:笹塚1丁目と南山1丁目をはさむ歩道橋(カワチ薬品白井店の脇にある歩道橋)
(photo by 鴨島実紀さん)
1日のはじまり
2023年10月に白井写真部の有志仲間で、早朝フォトウォークをした時の写真です。
澄み切った広い青空と朝日に照らされてまっすぐ伸びる線路のこの景色を見たときに、これからはじまる1日を、朝日が優しく包み込んで応援してくれているように感じたので撮影しました。
白井市は、上野駅から成田空港間を結ぶスカイライナーの中間地点に位置します。
この広々とした空と沿線に広がる四季折々の美しい自然を通り抜けるスカイライナーからの車窓の景色は、きっと多くの乗客の心に残るでしょう。
それを思うと誇らしいです。
撮影場所は、笹塚1丁目と南山1丁目を結ぶ北総線を跨ぐ歩道橋上です。
(photo by 山本泰雅さん)
寒さに耐える朝
秋頃にグループで「白井と朝日」というテーマを決めた時は、爽やかですごく良いと思いました。
しかし、提出時期は冬。撮影に行く想像をするだけで寒くなり、「撮影は明日にしよう」という日々が続きました。
そんな中でやっと撮影に行った時の1枚です。
最初は神社で撮影をしようと思いましたが、朝日が思うように入らないことがわかり、諦めた帰り道で2羽の鴨に出会いました。
目覚めているようでしたが、クチバシを羽毛に入れてじっと浮かんでいました。
寒くてそうしていたわけではないのかもしれませんが、寒くて外に出るのを先延ばしにしていた自分と重ねて思わず撮影してしまいました
(photo by 久野 芙美佳さん)
夜明けのお散歩
朝日の撮影場所として、やや起伏があり遊具や建造物がある総合公園を選びました。
丁度寒気で寒い早朝にもかかわらず、清掃作業、ジョギングや散歩など数人の人影がありました。
日の出は、梨畑の先の森から上がって来るのが見えました。
しばらくするとワンちゃんと完全防備の飼い主さんの散歩が目に付き、撮影しました。
寒さを物ともしないワンちゃんの白い息使いと、まだ低い朝日から真っ直ぐ伸びる木々の長い影とが印象的でした。
(photo by 竹島浩さん)
住宅街からの朝日
白井市は、
写真は、住宅の間から朝日が射して空を朱色に染めていました。
(photo by 吉田喜一さん)
【白井写真部について】
千葉県白井市に住む写真好きが集まった白井写真部
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