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HOW TO / 作品制作のヒント

カメラクリーニングの基本 これだけは持っておきたいグッズとお手入れ方法


大切なカメラ。きちんとケアをしていますか?
正しい順番を知らないとカメラやレンズを傷つけてしまう恐れがあります。とりあえず…とティッシュペーパーで拭いてしまっている方は要チェック!

本記事では、カメラ初心者の方必見の、最低限持っておきたいクリーニンググッズとお手入れの方法を紹介します。
 

1.ブロアー

ハクバ シリコンブロアーポータブル

まず、ひとつ目は「ブロアー」。ブロアーは、空気の力でほこりやゴミを取り除くアイテムです。勢いよく空気を噴き出して、レンズやボディに付着したほこりや砂、花粉などを綺麗に飛ばしてしまいましょう。

使い方をチェック!

(左)レンズ部分は慎重に、まんべんなく空気を当てながらほこりなどを取ります。(右)ボディのダイアル部分なども空気を当てて綺麗に吹き飛ばします。
 

2.レンズペン

ハクバ レンズペン3 デジクリア

続いて、ブラシとチップが一体になった「レンズペン」。携帯用でとても使いやすいアイテムです。ブラシで綺麗にした後に、チップで指紋や油分を拭き取ります。チップは液晶モニターの四隅まで掃除ができるような形になっています。

順番に注意!

ブロアーを使用せずに、最初からブラシでレンズを掃除してしまうと、砂などがついていた場合レンズを傷つけてしまう場合が…!一度、ブロアーで大きな砂やほこりを飛ばしてから、ブラシやチップで綺麗にしましょう。
 

3.クリーニングクロス

ハクバ トレシーニューソフト S(19×19cm)

指紋やお化粧などが液晶部分についてしまった、広範囲の汚れには専用のクロスがおすすめ。ティッシュペーパーで拭くのはNG!繊維が残ってしまい、逆効果なのでやめましょう。

さらに綺麗にしたいときは…

ハクバ レンズクリーナーキット30

数回に1回は、アルコール液を専用の薄い紙につけて使う、クリーナーキットを使うといいでしょう。一度液体をつけて拭いたあとに乾いたペーパーでもう一度綺麗に拭き取ります。ひと月ぐらい使わないというときにはこれでケアをしましょう。
 

センサーにごみがはいってしまったときは?!

屋外でレンズ交換をしていると、中にほこりが入ってしまうことがあります。センサー部分ににほこりがついてしまうと、画像にほこりの影が写ってしまいます。カメラ側でセンサークリーニングをしてくれますが、水分を含んだ砂やほこりの場合は取れないことも。

センサークリーニング用のキットが売っていますが、心配な方はできれば触らない方が無難です。センサーは、人間でいえば目の眼球部分。眼球に手で触らないのと同じように、非常にデリケートな部分なので、自分が使っているカメラのサービスセンターに行って専門家にクリーニングをしてもらうことをおすすめします。


色んなクリーニングセットが売っていますが、ブロアー、レンズペン、クリーニングクロスの3つは持っておきましょう。自分で綺麗にできない場合は、サービスセンターに持っていくことも必要。
大切なカメラなのでしっかり手入れをしてくださいね。

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