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HOW TO / 作品制作のヒント

作品づくりのワンポイントアドバイス! フォトコンPPC vol.112「あと一息」講評公開!


「PHaT PHOTO」の人気コンテストPPC。
デジタル雑誌でも配信しているPPC vol.112の結果と講評を、PHaT PHOTO Webでもご紹介します。

PHaT PHOTO CONTEST
■入選:応募作品の中から一次審査を通過した17点
■もうちょっとで入選:「入選」にわずかに届かなかった20点
■あと一息:「入選」「もうちょっとで入選」には選出されなかったが、編集部が取り上げたい、あと一息で受賞に届きそうな13点

 
上位50作品には必ずコメントがつくPPC。
今回は、編集部が選出した「あと一息」の作品発表です。
応募していただいた写真の応援ひと言コメントをお届けします。
 

「春間近」宮坂純一


桜の下、ご飯を食べる学生たちの姿。緩やかな空気が伝わってきました。左下の草木の比率が多い印象なので、もう少し違うアングルを探してみるとさらに春の雰囲気が感じられそうです。

「もう春がきこえている」永井三千生


桜が何かに反射し、地面を見ているのに上空が映っている美しい作品です。日常的なものに反射した桜だと思いますが、それを感じさせない幻想的な雰囲気になっていました。

「海辺」前田充晴


アヒルが隊列をなし波打ち際を歩く、のほほんとした気持ちになれる写真です。右側だけに草を入れたことで、海辺で列をなして進むアヒルたちの姿がより際立ったと思います。

「春の予感」山本ルナ


草木に囲まれ、あたりを見回す猫の姿。同じ目線の高さで、じっと猫を見つめる作者の様子が想像できました。横位置にして猫の目線の先をもう少し見られたら、画の中により物語が生まれたかもしれません。

「枯 花」chie hana(長野県)



薔薇を中心に配置された、さまざまな草木。美しさの中に枯れている儚さもあり、色使いや構図など洗練された1枚に仕上がっていますね。シリーズとしてぜひ続けて欲しい作品です。

「龍の池」田中裕之(京都府)


紫とオレンジ色の水面に枯れたハスが浮かび上がり、グラデーションが美しい1枚です。素敵な場面を見つけられましたね。手前の影の面積をもう少し小さくすると、もっと主役のハスが強調されそうです。


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