フォトまち便り「Hello Local」vol.52 白井写真部 ~白井と神社~
日本全国で活動する写真部のメンバーが、『地元の魅力』を写真と文章で発信することをテーマにしたフォトまち便りHello Local。千葉県白井市に住む写真好き仲間が集まった「白井写真部」の連載では「白井と…」で思い浮かぶキーワードに、彼らが撮影した写真と言葉で紹介していきます。
今回は「白井と神社」。
新年1本目は神社をテーマにそれぞれの視点で撮影いただきました。
風景として捉えられたり、お地蔵さんを被写体にされたりなど色んな視点が伺えますね。
また写真を見ていると、自然と今年一年、良い年になれそう!今年もよろしくお願いします♪
木漏れ日の中で
白井と船橋を結ぶ道の脇にひっそりと佇む神社。
急な階段を上って森の中に入ると鳥居と一段上ったところに神社があります。
木々に囲まれ静かな場所で森の中なので木漏れ日がとてもきれいです。
(Photo by 柿沼史規さん)
ホウキを持ったお地蔵さん
しろい七福神巡りで西輪寺を訪れた際に写したひとコマ。
西輪寺は福禄寿をお祀りしている天台宗のお寺です。
だれもいないピリッとした空気が漂っているかのような境内には、いくつもの石像や石碑があります。
そのなかのホウキを持っているお地蔵さんの前では優しい気持ちになり、不思議と心が落ち着くように感じました。
あまり天気が良くなかったため、少しでも光の当たるタイミングを狙って撮りました。
全体像をかわいくとらえられたと思います。
(Photo by 河村峰雄さん)
白井市指定有形文化財の鷲神社
鷲神社は白井市の指定有形文化財(建造物)で、本殿、石造鳥居、三猿庚申塔がそれぞれ指定されています。
創建は延宝五年(1677年)で、本殿は天保十三年(1842年)に竣工されました。
本殿は総ケヤキ造り、壁面には多数の彫刻が施されていて、石造鳥居の高さは260cm、三猿庚申塔は市内最古の庚申塔です。
この場所にこのような神社があることは気づきにくいですが、神社境内の大きなイチョウの木がきれいです。
参拝は石段が急なため、高齢の方には付き添いが必要です。
(Photo by 髙澤弘一さん)
女性の神様
粟島神社は少彦名(スクナヒコ)命を祭神とし、永禄年間(1558年~1570年)に建立しました。
安産・縁結びなど女性に関する神様で、1月3日が祭礼の日です。
当日は遠方からも女性が多く参拝に来られていましたようで地域の方にお話しを伺うと
境内には縁日が立ち、賑やかだったとのこと。
話を聞いた後、訪れてみましたが今はひっそりとしており、境内に居ると当時の状況が感じられます。
石段の中ほどから境内を広く、当時の賑わいが感じられる様に撮影しました。
(Photo by 佐藤紘さん)
【白井写真部について】
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