撮りたいテーマの見つけ方
テラウチマサトの写真の教科書19


来年4月に発表する写真集のために、画家のフィンセント・ファン・ゴッホを追う旅に出かけたテラウチマサト。今回は、ゴッホをテーマに選んだきっかけや、奇跡の連続だったという旅の撮影エピソードをお届けします。

うまくいかないパリの旅

パリに向かったのは、今年の4月26日。
なぜ僕がパリに向かったのかというと、それは絵と写真という2つのアートの関係性を、ゴッホの軌跡をたどることで探ってみたいと思ったからだ。

僕にとってゴッホは、もともと遠い存在ではなかった。高校まで絵を習っていたから、有名な画家の作品に触れることも多く、その中には当然ゴッホの作品も含まれていた。写真と絵。その間に身を置きながら、それぞれの魅力はどこにあるんだろうと考えていたときに、ふと頭に浮かんだのは、古くから親しみのあるゴッホの姿だった。

そんな風に、意気込んで出かけた今回の旅。
結果的にものすごい幸運に見舞われたのだが、実は最初はうまくいかないことの連続だった。

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