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HOW TO / 作品制作のヒント

ファットフォトコンテスト Vol.105 「もうちょっとで入選」作品発表!


「PHaT PHOTO」の人気コンテストPPC。
デジタル雑誌でも配信しているPPCの結果と講評を、PHaT PHOTO Webでもご紹介します。
今回は、編集部が選出した「もうちょっとで入選!」の作品を発表します!

入選にわずかに届かなかった17点。
これから入選を目指すために必要なポイントや、ステップアップのヒントをお伝えします。

<関連記事>PHaT PHOTO CONTEST Vol.105
【1】PPC Vol.105 入選作品

 

PPCへの応募はどなたでもOK!詳細はこちら

今回のテーマ:「忘れたくない風景」

テーマ「ステキに撮ってね!」田中紘子(東京都・38歳)

 

素敵な記念写真の場面に出くわしましたね。どんな人たちの集まりなのか、何の記念写真なんだろうと気になります。撮影者の踏ん張る姿もユニーク。ロケーションも抜群です。面白い背景なのですが、少しごちゃごちゃしてしまった印象があります。 少し整理して、撮影者と記念写真に写る人たちをメインにしたほうが良かったかもしれません。

 

自由「 最近調子どう?」橋本憲幸(富山県・60歳)

タイトルと写真の組み合わせが面白いです。言われてみれば、本当に話しかけているように見えてくるので不思議ですね。和みました。ただ、しばらく見ていると真ん中の石碑が気になってしまって、羅漢さんへ目線が行かなくなってしまいました。 もう少し、2つの羅漢さんが目立つ撮り方ができれば、もっとよかったと思います。

 

自由「 ふりつむ雪に」タイラリョウコ

今年の大雪を思い出させる写真ですね。傘の色が明るいので、いいアクセントになっています。左にうつる自転車の面積が、少し大きすぎるかもしれません。もし真ん中の人が主役なのであれば、もう少し撮影ポジションを探ってみてもよかったと思 います。

 

テーマ「 カモメが飛んだ日」週末撮影師太郎(神奈川県・48歳)

アメリカ、サンディエゴの夕暮れの浜辺を撮影した風景とのこと。空と海が一体化して見事な風景をつくり出しています。黄金色の夕日から、撮影者の感動が伝わってきました。ただ、カモメの量が多く、背景の山並みの住宅などとカモメが被り、 散漫な印象があります。もう少し場面を絞って感動を伝えてもよかったかもしれません。

 

自由「 タイトルなし」遠田まどか

「ふとんが吹っ飛んだ」というダジャレを思い出してしまいましたが、面白いというよりは、風にふわりと浮いた花柄の毛布がとてもさわやかに見えました。すぐそばの道を走る車や遠くの線路、公園のベンチや階段など、小さく写る被写体も面白かったです。右側に少し写る建物をどれくらい入れるかですが、現状は少し中途半端な気がしました。


STORY TELLER / 写真家達の物語 vol.37

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