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絶景も楽しめる横須賀美術館へ行ってきた!三崎港でまぐろランチも堪能する日帰りお得旅

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編集部の「素敵な美術館」巡り第2弾!

「クレマチスの丘」で実施した第1弾。
今回第2弾は、横須賀美術館&まぐろ満腹ツアーを敢行しました!
横須賀美術館、場所はこちらです。

1.横須賀美術館へのアクセス方法と料金

東京方面から横須賀美術館へのアクセス(鉄道)ですが、
とってもお得な方法があるので、それをご紹介します。

①通常ルート
「品川」駅から京急電鉄を使い「馬堀海岸」下車、そこからバスを使って全部で1時間30分弱です。
品川から片道だいたい1,000円くらい。意外と安いんですよね。

がしかし…!!!

もっとお得に行く方法があるのです。

「よこすか満喫きっぷ」を使って行く(横須賀美術館が目当てならこれがお得)
③「みさきまぐろきっぷ」を使って三崎港も楽しむ(1日あるならこれでマグロも楽しみたい!)

何がお得なのか。
時間と金額を、比較しておきますね。

方法 料金 何ができる?
①通常 往復2,000円程度 移動だけ
よこすか満喫きっぷ 3,050円
(品川出発)
A.京急電車&バス乗車券
B.選べる 食べる券(食事)
C.選べる 遊ぶ券(お土産、施設利用)
→実質4000円以上!
みさきまぐろきっぷ 3,500円
(品川出発)
+堀之内⇔美術館までのバス約600円が必要
A.京急電車&バス乗車券
B.まぐろまんぷく券(食事)
C.三浦・三崎おもひで券(お土産、施設利用)
→実質、5000円以上!

「みさきまぐろきっぷ」を品川で購入。A~C券の3枚つづりです。パンフレットもゲットしましょう!

「みさきまぐろきっぷ」を使って横須賀美術館に行くときの注意点がひとつ。
この切符だと、
・京急本線の「堀之内駅」から横須賀美術館最寄りの「馬堀海岸駅」までは使用できない
・「馬堀海岸」から「観音崎京急ホテル・横須賀美術館前」までのバスは使用できない。
のです。ですので、この切符で横須賀美術館に行く場合は、
「堀之内駅」で下車し、バスで「観音崎京急ホテル・横須賀美術館前」まで行くのが一番お得(片道300円)。いろいろと調べた結果、今回はそのルートで向かいました。

そして…バスを降りると目の前は海岸!
夏だ!海だ!

海岸の目の前に美術館があります!

2.横須賀美術館ってこんな場所!

それでは早速横須賀美術館に入館。

とっても綺麗な内観です。

横須賀市制100年を記念して2007年に建てられたとのこと。
設計は、建築家の山本理顕(やまもとりけん)さんによるもので、「環境全体が美術館」というのが建物のコンセプト。
過去にはアート情報サイトartgene(アートジェーン)が選ぶ「絶景美術館トップ5!」としても取り上げられたのも頷けますね~。

前方は東京湾、三方は県立観音崎公園の豊かな緑に囲まれるこの美術館。館内でも常に周囲の自然が感じられるように、天井や側面に大小の丸穴が開けられ、そこから光が差し込んで、開放的な空間となっています。

屋上には望遠鏡も。海釣りをしている人が見えた…!

外に出ると広々とした広場があります。

気持ちいい〜!

と、こんな雰囲気の素敵な美術館なのです。時間に余裕を持って、ゆっくりのんびりしたいですね。

3.「センス・オブ・スケール」展フォトレポート!

美術館では、編集部が訪れた時は、「センスオブスケール」展が開催されていました。
「縮小/拡大する美術 センス・オブ・スケール展」

私たちは科学の進化とメディアの発達によって、目に見えない最小の物質から遠く離れた宇宙の果てまで、あらゆるスケールの事象について情報を得られるようになりました。その一方で、実際の大きさを体感することはとても難しいことです。アーティストにとってもスケールは、作品のコンセプトや展示空間に影響する現代的なテーマの一つです。 本展では、現代美術を中心に、精密な縮小模型から、視点を対象から離すことで広範囲の世界をとらえた写真や絵画、異なる縮尺が存在するインスタレーションなどを取り上げます。スケールが変われば、なじみの風景や事物も、大きく印象を変えるでしょう。美術館で体験する「スケール」の旅をお楽しみください。

出品作家:岩崎 貴宏、国友 一貫斎、鈴木 康広、高田 安規子・政子、高橋 勝美、田中 達也、中谷 宇吉郎、野村 仁、平町 公、ロバート・フック、松江 泰治

(美術館ホームページより引用)

とあるように、世界の「スケール」を発見し、楽しむという展覧会。

こちらは、平町公さんの《京浜工業地帯の掟 磯子・横須賀隆起図》という作品。
美術館がある横須賀のエリアを巨大に描きあげています。

NHKの朝ドラ「ひよっこ」でも話題になった田中達也さんの作品。
写真と実際に撮影したミニチュアが展示されています。

こちらは、和風ドールハウス作家の高橋勝美さんの作品。
細かなところまでこだわったミニチュア。ずっと見ていたくなります。

そのほかにも「スケール」をテーマにした作品群がたくさん。

この展覧会は6月23日まで。
次回の展覧会は写真ではありませんが、こちらもとても面白そう。
『ねないこだれだ』誕生50周年記念 せなけいこ展」です。
小さい頃、「ねないこだれだ」ってすっごく怖かった記憶が…

横須賀美術館
所在地:神奈川県横須賀市鴨居4-1
TEL:046-845-1211
開館時間:10〜18時
休館日:毎月第1月曜日(ただし祝日の場合は開館)、12月29日~1月3日
臨時の閉館時間変更、休館については、トップページをご覧下さい。
URL:https://www.yokosuka-moa.jp/

4.美味しいまぐろを食べに三崎港へ!

さて、横須賀美術館での展示を見終えたら、堀ノ内バス停まで戻り、
そこからみさきまぐろ切符を使って京急電車で三崎口駅へ。
駅からまたバスを使い、三崎港駅に向かいましょう。

三崎港周辺は「まぐろまんぷく券」が使えるお店がたくさん。
編集部は、「三崎館支店 香花(きょうか)」さんで特選まぐろきっぷ丼をいただきました。

美味しく海鮮をいただいたあとは、「うらりマルシェ さかな館」へ。

中はこんな感じです。お魚屋さんがずらり。

新鮮な魚がたくさんです。
ここで「三浦・三崎おもひで券」を使えば、通常約1000円程度のお土産と交換してもらうことができます。

お店によって交換してもらえる商品が異なるので、ぜひじっくり吟味してください。ちなみに編集部一同はメカジキのカマをお土産に!

そのほか、三崎港周辺にはまだまだ足を運びたいお店がありますが、
その中でも編集部がオススメだったのはこの「MISAKI DOUNUTS」さん。

ふわふわのドーナツを美味しくいただきました!もう本当に満腹…。

と、こんな感じで1日たっぷり横須賀&三崎港を満喫した編集部。

これからの旅行シーズン、美しい横須賀美術館&まぐろ満腹ツアーを予定してみてはどうでしょうか!

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