写真家を志す人へ テラウチマサトの写真の教科書
第7回 私が撮りたい写真


写真の学校を卒業したわけでもない、著名な写真家の弟子でもなかったテラウチマサトが、
約30年間も写真家として広告や雑誌、また作品発表をして、国内外で活動できているわけとは?

失敗から身に付けたサバイバル術や、これからのフォトグラファーに必要なこと、
日々の中で大切にしていることなど、アシスタントに伝えたい内容を、月2回の特別エッセイでお届けします。

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写真家として、私が大切にしていることはたくさんある。その中から1つを選ぶのは簡単ではない。これから先、明日になったら変わるかもしれないが、今日までの時点で自分が大切にしてきたことを1つ挙げるとすると、「美しいものを、ただ美しく撮りたくない」ということだ。見たままを写し、こんな素晴らしい景色でした、で終わるような写真は撮りたくないと思っている。

もちろん、ただ純粋に美しい景色を写したものも魅力的だから、どちらがいいか悪いかではない。料理にも、お刺身だとか素材の良さだけで勝負するものがある一方で、フランス料理のような色々な味付けをほどこしたものがある。そのどちらにも良さがあるだろう。ただ、私は極端に言えば、これは何だったんだと思われるくらい変化のあるフランス料理が好みで、そんな写真を撮りたいというだけだ。

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