ステップアップのヒントに!
フォトコンPPC vol.112 「もうちょっとで入選!」審査員の講評


「奮闘」伊藤幸助(三重県)


カヌーのスラローム競技にて、激流に負けず踏ん張るペアを写したとのこと。顔がしっかり写り、水しぶきも迫力があり、いい瞬間を撮影されたと思います。親子でしょうか、表情が似ているのも印象的ですね。

「怨念」崎田憲一(東京都)


映画の宣伝カーを活かして通行人と絡めて撮ろうと思われた心意気が功を奏していると思います。背広を着た男性との対比も面白いし、ビニール傘で顔が見えるのもよかったです。タイトルは貞子に引っ張られた気がしたので、違うものでもよかったかもしれませんね。

「日々」にたばる(滋賀県)


曇った空に少し見える光。その光が照らす道路。何気ない日々の風景は美しいと思っても一瞬ですぐに忘れてしまいますが、こうやって写真に残っていくと、いつまでも心にとめられていいですね。忘れかけたことを思い出させてくれる1枚です。

「daylight」植田孝志(滋賀県)


植田さんの作品を見ていると、光の知覚や空間をテーマにしているアメリカのアーティスト、ジェームズ・タレルの作品を思い出します。何年かかるかわかりませんが、光や色の可能性を追求し、いつか普遍的な作品にまとまることを、楽しみにしています。

「海辺のぼやき」木村響子(東京都)


江ノ島で猫が、おこぼれをくれないのをぼやいているようにニャーニャー鳴いていたそう。背景を少しぼかしすぎたためか、海辺感があまり伝わらなかったのが少し残念でした。ですが、ブルーのトーンできれいにまとめていて猫も魅力的に撮れていた1枚だと思います。