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日々、アシスタントに伝えているメッセージ。テラウチマサト書籍『すべてのことは一度きり 生き抜くための写真術』を発売!

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写真を職業にしようとしない限り、なかなか写真家のアシスタントにはなれないもの。
また、社会人になってから写真家を目指したいと思って、
写真家のアシスタントにつく時間もなく、独学で写真を始めた方も多いと思います。

そんな人たちに向けて、テラウチマサトが日ごろアシスタントに
語っていることを、エッセイにしました。

写真の学校を卒業したわけでもない、
著名な写真家の弟子でもなかったテラウチマサトが、
約30年間、写真家として広告や雑誌、また作品発表をして、
国内外で活動できているわけとは?
失敗から身に付けたサバイバル術や、これからのフォトグラファーに必要なこと、
日々の中で大切にしていることなど、
写真と関わって生きていきたい人に読んでいただきたい1冊です!

※本書籍はWebマガジン「PHaT PHOTO」のプレミアム読者向けの連載「テラウチマサトの写真の教科書」
(2017年8月20日~2019年7月10日)を加筆修正して改訂した書籍となります。
※表紙のデザインは変更の可能性があります。

【まえがきより】
ただ面白いだけのこともあれば、参考になることもあるかもしれない。
よくそんなことまで!と思えるような失敗経験やギリギリ勝ち抜いてきた危うい経験もある。
プロとして生きてきた営みだから、この上なく生々しいものになるのかもしれない。
そんなことも全部含めて、今、大切だと思うことを書いてみたい。
すべてのことは一度きりだから。そう、すべてのことは一回きりなのだ。
繰り返される毎日も決して同じ日々ではない。だからこそ、そこに写真を撮る愉しみもある。
百冊読むよりこの一冊。そうなることを強く願って、
私の思う「すべてのことは一度きり 生き抜くための写真術」を上梓します。

【目次】
いつだってアウトサイダー
私の修業時代
コンテストでの苦い思い出
写真の出来栄えはレンズで変わる?
「見る」と「観る」の違いとは?
美しいものを、ただ美しく撮りたくない
旅を仕事にする方法
写真と言葉の関係
「時流」と「自流」
仕事に繋がる休日
「御苗場」の出展者に伝えたいこと
忘れられない1枚
ポートレイト撮影に必要なコミュニケーション
人とは違う桜を撮るには?
撮りたいものが見つかった、タヒチでの出来事
誰にも真似できない海の写真を撮るには?
いいポートレイトってなんだ?
撮りたいテーマの見つけ方
〝写真の師〟について
師がいるからこそ芽生えるものとは
いい写真を撮るには?
知識よりも大切にしたいこと
大勢の中に埋没しないためには?
写真家の新たな可能性
ゴッホを巡る旅の集大成
写真家という職業は、恐怖を乗り越えていくもの
正しい答えは必要ない。作品をもっと楽しく鑑賞する方法
おわりに

【備考】
本書籍は、2019年9月13日(金)~15日(日)開催の関西御苗場にて、
先行発売させていただきます。本イベントにお越しの方は、会場でもお買い求めいただけます。

■タイトル:「すべてのことは一度きり 生き抜くための写真術」
■仕様:四六判(127×188mm)、ページ数:176ページ
■定価:1,800円(+税)
■部数:1,000部
■発売日:2019年9月18日(水)
■デザイン:小林信広
■著者プロフィール:テラウチマサト
写真家/プロデューサー 1954年富山県生まれ。2012年パリ・ユネスコ 本部から招聘され、
ユネスコ内のギャラリー、 Salle des Actesにて富士山の作品を展示。
2015年コロンビアのフォトフェスティバルで講演するなど、海外からも高い評価を得ている。
2016年富士山頂浅間大社奥宮にて個展開催
2017年書籍『ひらめきのヒント』
2018年写真集『タヒチ 昼と夜の間』
2019年写真集『フィンセント・ファン・ゴッホ ほんとうのことは 誰も知らない』
2017年書籍『ひらめきのヒント』(2刷)を刊行。
モノやコトの“隠れた 本質”を捉える着眼点でイベントプロデュース から町興しのオファーも集まる。
日本写真家協 会会員、富山市政策参与。 www.terauchi.com

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